『恋とオオカミには騙されない』第7話ーーもくだい、月LINEデートでの告白に呼び出した相手は……?

『恋とオオカミには騙されない』第7話レビュー


 前回、もくだい(杢代和人)が月LINEでデートに誘った相手は誰なのか、なえなのの「もう一人の気になっている人」は誰なのかという2つの謎を残し幕を閉じたわけだが、どちらの答えも明かされないままグランピングサイトづくりが再開した。

 作業のなかで、今までの意中の相手ではないメンバーで同士会話が繰り広げられ、コウヘイ(樋口晃平)はりょうか(吉田伶香)に「(なえなのが今どう思っているか)わからない」、みちゅ(長谷川美月)はつな(綱啓永)に「ほぼ好きな人は固まった」など話しており、短期間でかなり心境の変化が起こっているようだ。

 そんななか前回謎を残したままの2人、なえなのともくだいも今の心境についてお互い語り合う。もくだいは中間告白前に行動に移せなかったことを後悔し、「自分の気持ちが固まったから月LINEを送った」と話した。対しなえなのは「気持ち固まったのいいな」とまだ「もう一人の気になる人」とコウヘイの間で揺れているようだ。互いに誰なのかと明かさないあたり、ますます2人の好意を寄せる相手が気になってくる……。


 つなは中間告白であおい(川口葵)が自分ではなくそら(井上想良)を選んだことにより「気持ちに一区切りついた。これからは視野を広げて他の子のことも考えようと思う」と率直な想いをあおいに告げた。自分を一途に思い続けてくれた相手に、実質「もうあなただけのことだけを考えるのはやめます」と宣言されたようなものだが、それでもあおいは誠実に「自分が迷ってしまった責任がある」とつなに謝罪の気持ちで応えた。まだつなもあおいへの気持ちは残っているようで、あおいがつなに気持ちが動けば再び戻る可能性もありそうだが果たして……。

 前回「ちょこ(りゅうと)くんのこと好きかわからない」と衝撃の告白をしたりょうか。ちょこは気にして話しかけるも「中間告白前に迷ってたのもあるし、無理しないで」と自分1人を好きでいることに対してのセーブを持ちかけられてしまう。突き放されてもなお「離れて作業していたとき、りょうかちゃんといたいと思った」と素直に好意を伝えるちょこがいるにもかかわらず、りょうかの表情は依然曇ったままだ。あんなにちょこに対し真っ直ぐだった彼女はどこへいってしまったのだろうか。


 中間告白でそらとカップルを成立させたTakiだが、彼の「気持ちが変わっている」とこちらも雲行きが怪しくなっている様子。するとその相談に乗っていたなえなのがまさかの衝撃発言。「もう一人の気になっている人はそらくん」とTakiに告白する。前回の帰り道にあおいにも話ていたように、そらが2人から好意をよせられている分、自分が後から好きになってしまったことにプレッシャーを感じているようだ。そんななえなのの気持ちを察したのか「一緒に頑張ろう。最後にみんなが幸になったら幸せだから」とTakiがあたたかい言葉をかけると、なえなのは肩の荷が降りたかのように涙を流していた。

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