『恋とオオカミには騙されない』第6話ーーちょこが堪えきれず涙……りょうかの「衝撃の告白」とは?

『恋とオオカミには騙されない』第6話レビュー


 その後、ちょこの様子がおかしいことに気づいたTakiが話を聞くと、ちょこは「りょうかちゃんがわからない」と漏らす。Takiから「向こうの気持ちはわかんないじゃん。でも自分の気持ちはわかるよね。もっと伝えないと」と諭されたちょこは、りょうかに声をかけて「正直に言ってほしいんだけど、告白終わってから気持ちは変わってるかな……?」と勇気を出して聞く。りょうかは、みちゅともくだいを巻き込んでしまったことを気に病み、「好きって何かわからなくなってきちゃった。自分の中にちょこくんともうひとり思い浮かぶ人がいる」と語る。スタジオが「ええ!?」とどよめくほどの衝撃的な発言だが、りょうかの心に浮かぶのは誰なのか……。もくだいなのだろうか。それとも?


 中間告白で幸せそうなふたりだっただけにかなりの急展開だが、ちょこは「他の人が気になっていても、俺はりょうかちゃんが好き。本気で好き」と涙を流しながら、改めて想いを伝える。その優しさに触れたりょうかも、涙をこぼすのだった。「自分の気持ちと向き合う」と誓うりょうかだったが、なぜこんなことになったのか……。謎は深まるばかり。これは、彼女がオオカミという伏線なのだろうか? いずれにせよ、まだこのふたりは、安泰というわけではなさそうだ。


 作業終了後、そらはTakiと帰りながら「想いが叶わなかった人や、脱落のこともあるから素直に喜べなかったな」と言いつつ、「気持ちは変わってないよ」と優しく語り掛ける。恋人つなぎをしながら帰るふたりだったが、そこに月LINEが! 差出人は、もくだいだった。相手は、みちゅか、それともりょうかか、それ以外のメンバーなのか?


 また、なえなのはあおいを誘って帰る道中「コウヘイに言った、『もうひとり気になっている人がいる』のが実は……」と言いかけ、第6話は幕を閉じる。あおいに言ったということは、そらかつななのか? 二つの謎を残して終了した第6話。続きが気になって仕方がないところだ。

■SYO
映画やドラマ、アニメを中心としたエンタメ系ライター/編集者。東京学芸大学卒業後、複数のメディアでの勤務を経て、現在に至る。Twitter

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