SIEが世界最大級の格ゲー大会『EVO』を共同買収 プレイタイトルの制限は「ない」

SIEが世界最大級の格ゲー大会『EVO』を共同買収 プレイタイトルの制限は「ない」

 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、世界最大級の格闘ゲーム大会、Evolution Championship Series(Evo)を共同買収したと発表した。買収はSIEと、スポーツマーケティング会社Endeavorが設立した新会社RTSとの合弁会社によって行われる。

 Evoの共同創設者であるトム・キャノン氏、トニー・キャノン氏は、引き続きメインアドバイザーとして密に関与するようだ。

 SIEの世界大会担当のバイスプレジデント、スティーブン・ロバーツ氏は、「この共同買収は、トムとトニー、そして熱狂的な格闘ゲームファンたちのコミュニティーにとって次のステップとなる」と語った。

 ソニーグループによる買収であっても、プレイタイトルが制限されることはないようだ。Evoの事業開発責任者であるマーク・ジュリオ氏は、「Evoは、PlayStation(ソニー)が所有権をもつことになるが、すべてのプラットフォームのゲームにオープンである」と述べている。

 1996年にBattleby the Bayとして設立され、2002年に現在の形となって以来、Evoは世界で最も権威ある格闘ゲーム大会だ。毎年何千人ものプレイヤーがラスベガスに集結し、勝利に向けて競い合っている。

 しかし昨年は、新型コロナウイルスの影響で現地会場での開催を中止することとなった。代わりにオンラインでの開催が予定されていたが、共同創設者の元チームメンバーによる未成年への不適切行為が問題となり、イベント直前に中止に追い込まれた。

 トム、トニー両氏は、今回の買収を受けて以下のような声明を発表している。

昨年はパンデミックや、元チームメンバーを原因とするオンライン大会の中止など、困難の多い年でした。私たちは、ハラスメントやいじめが、Evoや他のどのイベントにも起こらないよう務めます。また、コミュニティのメンバーが常に敬意、尊厳、品位を持って扱われるよう、あらゆる予防策を講じていきます。

(※一部抜粋)

 不祥事を受け、大会の先行きを不安視する声もあったが、Evoは今年8月にオンライン大会を開催予定だと発表している。タイトルは『Street Fighter V』、『鉄拳 7』、『Mortal Kombat 11』、『Guilty Gear Strive』で、北米、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカの地区に分かれて予選が行われる。参加費は完全無料で日本からも出場が可能だ。

 今年の大会では、どんな熱戦が繰り広げられるのだろうか。

(画像=KOTAKUより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://kotaku.com/sony-buys-evo-1846507520

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