グラドル・倉持由香と結婚したプロゲーマー「ふ~ど」とは? “人間性能最強”の凄さを改めて解説

 ゲーム好きで知られるグラビアアイドル・倉持由香が11月5日、プロゲーマーの「ふ~ど」との結婚を発表。倉持に比べ、ゲームシーンに明るくない人に知られているとは言い難い「ふ〜ど」とはいったいどんな人物なのか、関心が集まっている。

 ふ~どは1985年生まれの34歳。若くして格闘ゲーム『バーチャファイター』シリーズのスタープレイヤーとして名を馳せたが、より広く知られるようになったのは、2000年代後半から10年代前半にかけての覇権タイトル『ストリートファイターIV』シリーズに参入してからだろう。

 当初は、プロゲーマーのパイオニア・梅原大吾にならい、「リュウ」というキャラクターでプレイしていたが、「フェイロン」に変更してから瞬く間に大ブレイク。同じ“格闘ゲーム”でも3Dゲームから2Dゲームへ転身となり、勝手の違いから苦労も少なくなかったはずだが、アメリカ・ラスベガスで行なわれる世界最大級の格闘ゲーム大会「EVO」の2011年大会で早くも優勝を果たし、以降も格闘ゲームシーンの最前線を走り続けている。

 さて、今では所与のものとしてあまり語られなくなったが、格闘ゲームプレイヤー・ふ~どについて回るのは「人間性能」という言葉だ。いわゆる「キャラ性能」の対極にある言葉で、つまり選択したキャラクターではなく、プレイヤーの強さで活躍できてしまう「人の強さ」がスゴい。状況に応じた判断の冷静さと正確さ、読み合いや駆け引きの強さ、反射神経/反応速度から、本番で実力をいかんなく発揮する強心臓まで、多くの資質を兼ね備えており、「人間性能最強」と呼ぶに相応しい名場面をいくつも残してきた。

 なかでも、前出の「EVO2011」の『スーパーストリートファイターⅣAE』部門で、当時、猛威を振るっていた強豪韓国人プレイヤー・Poongkoのセスを破って優勝を勝ち取った場面は、格ゲーファンの心にいまも焼き付いている。セスの豊富な技と、Poongkoの予測不能な動きを捉えきれず、なすすべなく敗退するトッププレイヤーが続出するなかで、まさに「人間性能」で読み勝ち、葬り去ったふ~ど。同じく『バーチャ』シリーズから『ストIV』シリーズに参入し、プロゲーマーになった盟友・板橋ザンギエフが、パブリックビューイングで号泣していたシーンも、ファンの感動をさそった。

 と、かいつまんで説明したが、格ゲーのことはよくわからなくても、とにかくスゴいプレイヤーだということは伝わっただろうか。格闘ゲームに対する姿勢は常に合理的で、戦略も理知的に組み立てるふ~どだが、一方で、配信番組では「ゲームとラーメンが好きな、気のいいお兄ちゃん」という表情も見せており、その人柄でも多くのファンに愛されている。プロゲーマーの「仕事」として取り組むタイトルはもちろん、その他のアーケードゲーム、コンシューマーゲーム、スマホゲームも分け隔てなく楽しむ。基本的にストイックな印象が強い、レジェンドの梅原とも、東大卒プロゲーマー・ときどとも違い、彼らとはまた別の“ヒーロー感”があるのだ。そのブレない戦いぶりから「重戦車」に例えられることもあるが、同時に、常に飄々と軽やかなイメージもある、不思議な人物である。

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