ロジクール、YouTuber・ゲーム実況者向け本格派マイク『Yeti X』『Snowball』を発売
ロジクールは2月18日、プレミアムマイクブランド「Blueマイクロフォンズ」よりストリーマー向けの多機能ハイエンドUSBマイクロフォン『Yeti X 高品質USBコンデンサーマイク(以下『Yeti X』)』と『Snowball 高品質USBコンデンサーマイク(以下『Snowball』)』を発売する。
Blueマイクロフォンズは25年以上という長い伝統を持っている世界的なブランドだ。そのプロダクトは世界中のレコーディングスタジオで使用されており、デヴィッド・ボウイ、セレーナ・ゴメス、レディー・ガガなど世界的なアーティストにも採用されている。
そんな「Blueマイクロフォンズ」のUSBマイクはPCに接続するとすぐに録音や配信、通話を始めることができるのが特徴だ。本製品は特にYouTuberやゲーム実況者、音声配信者の利用を想定しており、こだわりの高いユーザーの期待にも応えられるクオリティを実現している。
4種類の指向特性で多用途に使える『Yeti X』
今回発表された『Yeti X』は、すでに発売され人気を博しているUSBマイク『Yeti』の上位モデルとなる。『Yeti X』は既存モデルの『Yeti』よりさらに表現の幅が広がり、機能性も充実している。
『Yeti X』は4種類の指向特性に対応していることが特徴の一つとしてあげられる。
1人でマイクに向かって録音するときの「単一指向性モード」、複数人でマイクを囲んで録音するときの「全方位モード」、囁き声や環境音など、ASMRや楽器演奏のようなワイドな音場を捉える「ステレオモード」、マイクを挟んでインタビューするときに適した「双方向モード」。4つのコンデンサーカプセルにより、従来以上にクリアな録音を実現した。
また、『Yeti X』はBlueマイクロフォンズが独自で開発したマイク調節機能「Blue VO!CE」に同ブランドのUSBマイクとしては初めて対応。これにより、リアルタイムの音質の微調整やイコライザー設定のカスタマイズも可能となるなど、プロのようなコンテンツ制作を目指すユーザーのニーズに応える内容となっている。
そのほか、『Yeti X』にヘッドフォンを接続して録音中の音をモニターする際、マイク音量を確認・調節できるよう、音量が一目でわかるLEDライトと多機能なダイアルを本体の前面に配置。利用中にマイクやヘッドフォンの操作が簡単にしやすい作りになっているのも特徴だ。
丸い本体がおしゃれで特徴的な『Snowball』
『Yeti X』よりやや小さく、丸みを帯びた特徴的なデザインの『Snowballl』は『Yeti X』に比べて手ごろな価格で、スタジオ録音のような品質を実現する。
こちらは本体背面のスイッチで3種類の指向性を切り替えて使用可能だ。「単一指向性モード」「全方位モード」に加え、「マイクの感度を10db減衰する単一指向性モード」も利用できるため、ストリーミングやZoom、Skype通話、オンライン会話などに加え、ライブ演奏など大音量の音源でもディストーションを防ぎながらクリアに録音できる。
また、付属のマイクスタンドを用いることで丸い本体を机上にそのまま置いて使える他、口の高さに合わせてマイク位置を調整できるのも特徴の一つだ。
YouTuberやゲーム実況者、音声コンテンツ向け本格派マイク
YouTuberやゲーム実況者、ポッドキャスターなどの発信者には特におすすめしたい本格的な多機能ハイエンドマイク『Yeti X』と、それよりも低価格帯で上質なサウンドクオリティーを実現した『Snowball』。
いずれも2月18日より販売を開始する。インターネットストリーミング全盛期の現代においては見逃せないプロダクトとして注目を集めそうだ。
■長門繭
フリーライター兼イラストレーター。ブログ運営を中心に2016年からライターとして活動を開始し2018年に独立。エンタメ系、旅行、テック、時事など得意分野は幅広い。現在はイラストレーターとしても活動中。