PCスタンドやトラックボールマウスなど 「買ってよかった」在宅ワークのパフォーマンス向上ガジェット
新型コロナウイルスの影響で、2020年、リモートワークが急速に普及した。今まで当たり前だった通勤がなくなり、かなりストレスが減った人も多いと思う。
慣れないながらもリモートワークに移行した会社も多かったが、日を追うごとに自宅で働く環境を整え、だいぶ適応できる人が増えていったのではないだろうか。
筆者は現在、リモートワークと出社をバランスよく両方活用しているが、リモートワークをするようになって、自宅に諸々ガジェット類を買い足した。その中でも、特にリモートワークに役立っているはガジェット類を紹介する。
目線を上げるPCスタンド
1つ目は、PCスタンド。実際に筆者が使用しているのはこちら。このスタンドの上にPCを載せ、傾斜をつけてキーボードを打つ。
これを買って、圧倒的に目や肩が疲れにくくなった。
どうしてもPCを打つときに姿勢が丸まって目線が下がって、前かがみになってしまう。その姿勢の悪さが、肩こりや腰痛の原因になってしまうのだ。PCスタンドを使って、視線をできるだけ上げることで、前がみになることなく、姿勢よくPC作業をすることができる。
がっしりとしているため、PCのバランスを保ち、倒れることなく安定して使用ができる。
使いづらい点として、重量があるため持ち運びができない。持ち運びたい人は、折りたたみができるものや、小さいサイズのもの、PCに貼り付けられる仕様のスタンドにすると便利だ。
PCスタンドを使用するメリットは、目線を上げて身体的な負担を減らすだけではない。機材と机に隙間ができることによって効率よく熱を逃がし、PC機材自体への負担も減らすことができる。
ロジクールのトラックボールマウス
次に紹介するのが、ロジクールが出している「トラックボールマウス」。
自宅でのマウスは、この「トラックボールマウス」を使用している。見た目が少し変わっているが、どういうマウスなのかというと、机の上でマウスを動かさず、青いボールをコロコロと親指で動かすことによってPCのカーソルを移動させるのだ。最初は少し慣れないかもしれないが、触っていれば1~3日で慣れる。人差し指付近に「戻る」「進む」のボタンもあるものかなり使える。いちいちブラウザの「戻る」ボタンを押さずとも、ワンクリックで移動できるため、かなりの効率化につながっている。
このマウスの最大の特徴は、手で丸めこむように持ち、机に腕を固定させるため、手や肩への負担を減らせることだ。一度使用すると、もう元のマウスには戻れない、という人が周りにも続出するくらい、かなり使いやすい。
ワイヤレスマウスだが、設定はかなり簡単。付属のレシーバーをUSBに差し込むだけで、マウスを接続することが可能だ。
デメリットとしては、普通のマウスと比べるとサイズ感も大きく重量があるため、持ち運びには向いていない。また、値段が4~5000円ほどするため、少々高額だ。しかし、毎日仕事で使用するものなので、投資をしてでも良いものを使いたいという人にはかなりおすすめ。筆者もかれこれ1年以上使用しているが、もう普通のマウスには戻れない。