矢部浩之、有田哲平、石橋貴明……芸人×スポーツのネット配信番組はなぜ人気?

 巨人戦が当然のように高視聴率を獲得し、プロレスがゴールデンタイムで生中継されたのはもう過去のこと。娯楽が多様化し、趣味が細分化された今の時代。テレビで中継されるのは代表戦や国際大会ばかり。プロスポーツのリーグ戦はいまや“ニッチな趣味”とも言え、ネット配信で観ることが主流になりつつある。

 プロスポーツの試合中継が地上波からオンラインに移行したように、その魅力を伝えるスポーツ応援番組もネットで配信されるようになっている。

 その象徴的な出来事といえば、プロスポーツサブスク化の急先鋒・DAZNで、ナインティナインの矢部浩之によるサッカー番組『YABECCHI STADIUM』がスタートしたことだろう。『やべっちF.C. 〜日本サッカー応援宣言〜』(テレビ朝日系)終了からわずか2か月あまりで、矢部がDAZNに“移籍”したことにより、時代の変化を感じた人も多いに違いない。

【DAZN】新番組「やべっちスタジアム」発表記者会見|2020/11/24

 お笑い芸人が好きなスポーツの魅力を熱く伝えるネット番組は他にもある。

 たとえば、2016年11月からAmazon Prime Videoで配信されているくりぃむしちゅー・有田哲平の冠番組『有田と週刊プロレスと』もその一つ。同番組は大のプロレス好きとして知られる有田が、毎回ランダムに選ばれた雑誌『週刊プロレス』のバックナンバーを教科書に、人生訓を熱く説くプロレストークバラエティだ。

 プロレスにとくだん興味があるわけでもない星野源もかつて、自身のレギュラーラジオ番組で「面白くて、ずっと見ちゃう」と絶賛するなど、プロレスファン以外も魅了する有田の話芸と熱量は、一見の価値ありだ。

 また、バスケットボールが得意なハライチの澤部佑は7月から、NBAの日本国内向け動画配信サービス「NBA Rakuten」の新番組『とりあえずNBAファンになってみる?』で“講師”を担当。あまりNBAに詳しくない四千頭身の後藤拓実やサンシャイン池崎を相手に、スポーツニュース番組でも取り上げられることの少ないNBAの魅力をじっくりと解説している。

 同番組には、日向坂46の渡邉美穂も出演。けやき坂46時代、『欅って、書けない?』(テレビ東京系)で1on1対決、フリースロー対決をした2人の再共演を喜ぶファンは多い。

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