ライブ配信お笑いバトル『イチナナ-1グランプリ』開幕 フットボールアワー後藤「若い世代から教わりたい」
12月12日、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」にて開催される新時代のお笑いバトル『イチナナ-1グランプリ』の開幕式が催された。
イベントにはよしもとライバー芸人総合リーダーに任命されたフットボールアワーと、ライバー月間リーダーを代表してミキ、3時のヒロインの2組が参加。半年間にわたるお笑いバトルの幕開けを盛り上げた。
フットボールアワー後藤「若い世代から教わりたい」
新型コロナの影響でライブイベントは激減。開催されたとしても無観客だったりと、観客からのレスポンスが重要な要素となるお笑い界は厳しい局面に立たされている。
そんな逆風を打開すべく開催が決定されたのが『イチナナ-1グランプリ』だ。いつでもどこでも配信ライブが楽しめるアプリ「17LIVE(イチナナ)」に約100人の若手よしもと芸人が参加。2020年12月から2021年5月までの半年間、月ごとにフォロワー増加数や再生数など決められたテーマで競い合い、毎月のグランプリを選出する。そして最終的には総合グランプリを決定するというコンペティションだ。
ほとんどの参加者が「芸歴五年目以内の超新人」となっている本プロジェクトだが、突然のバズなどで一気にスターダムにのし上がる可能性も秘めているのが『イチナナ-1グランプリ』の面白さである。
フットボールアワー後藤は若手芸人の挑戦について、「バズるとかそういうのもあったら環境も変わって来ます。平等にチャンスありますから、頑張ってほしいです」と参加者にエールを送った。
また、結成21年目のフットボールアワーは自分たちの過去を「(昔はライブ配信がなかったので)こういうちっちゃい劇場でだけ頑張ってました」と振り返った。「どこにも届かなかった」「テレビなんて出れるかどうかだったし」と時代の流れを感じているようだ。
「人気ライバーに自分たちがなる自信はあるか」との質問には、「ライバーとして何をやったらいいのかっていうのは我々よりも若い世代の方が得意だろうから、ちょっとそれも教わりたいとは思ってますけど」と自信の無さをにじませた。