乃木坂46のインスタ活用術ーーメンバーごとに見る「使い方の違い」
乃木坂46は、昨年6月にInstagramを開設した松村沙友理を筆頭に、堀未央奈や生田絵梨花、高山一実、秋元真夏など多くのメンバーがInstagramを開設している。今回は、乃木坂46メンバーのInstagramアカウントについて、投稿内容やInstagramの効果、ブログとの使い分けについて考察していく。
現在、アカウントを開設しているメンバーで最もフォロワー数を獲得しているのは「松村沙友理」。ライブや楽屋でのオフショットや日常の一コマなどを投稿している。直近では白石麻衣卒業ライブのオフショットを投稿し16万を超えるいいねが寄せられている。一方、期間限定の開設、自身が出演する舞台やドラマのオフショットをメインとして投稿しているのは「生田絵梨花」。その他にも、「堀未央奈」は自撮り写真や自身の愛用しているコスメを紹介、「高山一実」は自身の手掛けた小説の宣伝や日常の一コマを投稿、「大園桃子」はあたたかい色味で統一されたインテリアやファッションを投稿するなど、それぞれが個性を発揮した投稿を行っている。
Instagram開設による効果はどうか。個人的に、最もうまく活用しているなと印象深いのが大園桃子。Instagram内で「木で作られている物がとても好きです。」と語り、木製のインテリアを多数投稿している。カラーはベージュ×白で統一されており落ち着いた雰囲気が感じられ、大園自身のあたたかい性格とマッチした個性引き立つアカウントとなっている。投稿に対するいいねの数が10万を超えることも多く、その反響の大きさがうかがえる。
一方、写真集の宣伝用としてInstagramを開設した「与田祐希」「山下美月」「梅澤美波」を見てみると、どれも驚異的な結果を残している。写真集の累計発行部数は与田で20万部超え、山下で18万部超え、梅澤で11万部超えだ。中でも山下と梅澤の二人はシングル表題曲でのセンター経験がないどころか、フロント経験も少なく、発行部数がこれほどまで伸びたのは乃木坂46メンバーの中でも異例といえるだろう。ただ、共通するのは写真集発売以前にInstagramで多くの宣伝を行っていること(梅澤は60以上、山下は90以上、与田は100以上)。三人の写真集のヒットの影にはInstagramの効果があったのではないだろうか。
ブログとの使い分けはどうか。生田はInstagram開設に伴い公式ブログの更新はほとんど無くなったが、卒業を迎えたメンバーに対する想いを綴った文章だけは公式ブログを利用するなど、使い分けをしているようだ。一方、ブログの更新頻度が高いことで有名な堀は、Instagramとブログの更新を並行。Instagramにおいては一日に数回投稿するなど奮闘している。またブログの更新頻度が月一回ほどだった大園は、Instagramを週二回ほど更新し、ファンとしては嬉しいのではないだろうか。
ブログの更新頻度が少ないといえば「星野みなみ」。筆者の推しメンでもある星野は、なんと2020年に入ってから一度しか更新がない。Instagramなら写真のみで文章も考えなくて良いため、彼女に向いているのではないだろうか。ぜひとも始めてほしい。他にも「齋藤飛鳥」は、乃木坂46「私服がオシャレなメンバーランキング」で1位を獲得するなどオシャレを武器としていることもあり、彼女が一体どんな投稿をするのか見てみたいものである。