Snow Man深澤辰哉「絵しりとり」動画で鬼才ぶり発揮 渡辺翔太「本当に意味がわからない……」

 渡辺の描いた絵が「メダカ」であることがわかるのは、私たちが“「め」からはじまる魚“であることを知っているから。単純に、渡辺の描いたやたら目の大きな魚を見た深澤は、そのまま「魚」だと思い、「な」で始まるイラストを描く。それが、議論を醸し出す「納豆」という作品を生み出した。

 「納豆」を示すのに豆の集合体ではなく、ネバネバとした糸を描いていく抽象的な解釈。そして空中から醤油が垂れている大胆な構図に、渡辺は「納豆が空中に浮いているかと思った」とも。またしてもざわざわと心理に訴える問題作を描いてしまった深澤。だが、深澤の鬼才っぷりがここから止まらない。

 2回戦目で、1番手になった深澤が描いたのは、動画のサムネイルにもなっている絵だ。これは一体何を表現しているのか。渡辺も「本当に意味がわからない」とお手上げ状態。まさに、ルビンの壺のような人によって答えが大きく異なりそうな絵だ。

 この先は盛大なネタバレになるので、動画を楽しんだ方のみ詠み進めていただきたいのだが、深澤いわくこの絵は「ふとん」だというから驚きだ。“どこをどう見たらふとんに?“というツッコミが先に来てしまい、しりとりの基本である「ん」で終わってはダメというルールを忘れそうになる。

 さらに、「ふとん」の前に「富士山」を書こうとしていたから「つながりようがないの!」と嬉しそうに話す深澤を見て、「しりとりとは……」と脳みそがじんわりしてしまう。私たちは自分たちが認識している以上に、ひとつの見方に縛られているかもしれない。もっと柔らかな発想で絵もしりとりも楽しんでいいのではないか。そんな境地にまで達してしまった、Snow Manの絵しりとり。ぜひとも第3弾、第4弾と開催し、私たちの固まった頭をほぐしてくれるような作品をたくさん見せてほしい。

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