Snow Manの真骨頂は“失敗から生まれる笑いと感動” ファン待望のワチャワチャ動画で見せた輝き
Snow ManがYouTubeチャンネルに、動画『「むりむりゲーム」君の彼氏になりたい。記念企画!』をアップした。10月7日に2ndシングル『KISSIN’ MY LIPS / Stories』をリリースしたSnow Man。今回は、通常盤カップリング収録曲「君の彼氏になりたい。」の歌詞〈むりむりむり、やっぱむり 絶対いえない、絶対いえない。〉にちなんで「むりむりゲーム」に挑んだ。
「久々にYouTubeっぽいな!」と思わず佐久間大介の声が弾む。Snow ManのYouTubeチャンネルでは、最近MV鑑賞会やダンスプラクティス動画などが多く、こうしたYouTubeらしい企画は、9月9日にアップされた『アイマスク王選手権』の動画以来、約1ヶ月振りといったところだろうか。9人が同じ場所に揃って……となると、さらに遡ることになる。
「むりむりゲーム」とは、「ライター着火」「早口言葉」「リフティング5回」「わりばしキャッチ」の1発勝負ミッションに、9人でリレー式にチャレンジして、連続成功を目指す……と、深澤辰哉が久しぶりだからなのかカンペを凝視しながらルールを説明していく。
その様子を、隣でニヤニヤと見ていたのは渡辺翔太だ。「お前、ガン読みじゃねーか!」と指摘すると、深澤も“待ってました“といわんばかりの笑みを浮かべ、9人みんなで手を叩いて大笑い。“そうそう、コレが見たかった“、”この9人のワチャワチャ動画を待っていた“、そんなファンの声の歓声が聞こえてきそうな盛り上がりだ。
この動画で、改めて見えてきたのは、9人のバランスの良さ。いつも全体を気にかけている深澤は、自ら久しぶりの空気を壊そうと、あえてカンペをガン読みしていったのかもしれない。そして、メンバーのちょっとした変な言動ですぐツボに入る渡辺が、それを見逃すはずもなく、嬉しそうにイジるというチームプレー。
また「失敗したら『君の彼氏になりたい。』が流れる」と聞けば、Snow Manの切り込み隊長こと佐久間が「ごめんだけど、(失敗しないから)1回も流れないかも」と煽り、「むりむりステージ」と称したスペースにはテープが貼られているだけというスタッフのボケに向井康二が「せめて(テープの)色を変ぇ!」と関西ノリでツッコむ。いつも東西タイプの違うムードメーカーな2人が、全体の空気を温めていくのだ。
YouTube動画内では“阿部ちゃん先生“という企画も人気な優等生・阿部亮平は、Snow Manにおいて「これぞ正統派ジャニーズ」という基準を見せてくれる。チャレンジに失敗したときの悔しくも可愛げのある顔。そして成功したときの「さすが!」と言わせる形は、Snow Manの中で貴重な存在だ。その正統派を少し崩して笑いを取るのが、クールなビジュアルでありながら、ちょっと抜けてるところが愛しい目黒蓮。
ライターの着火チャレンジ前に「気持ちでつける。(胸を指しながら)俺の気持ちをこっちに移せばいい」とカッコよくキメる。だが、しっかりと失敗してしまうおいしい展開に。もちろん、このメンバーの恥ずかしい姿を黙って見ていられないのが渡辺。「1個言わせてください。目黒の自分で振って、自分で落としたことにめちゃめちゃ感動してる」とご満悦。周囲もスタンディングオベーションさながらの盛り上がりを見せる。
そんな中、男気あふれる雰囲気で座るのが宮舘涼太と岩本照だ。宮舘は「マサチューセッツ州でシチュー死守です」の早口言葉にチャレンジしようと「むりむりステージ」に立つ姿も実に凛々しく気品あふれる。だが、カッコよくキメたのあとにはオチがくる、というのがSnow Manの鉄則であることが、そろそろわかってくることだろう。
まぶたを閉じて集中していた宮舘は、カッと目を開き「マサツ……」と即噛みを披露。これにメンバーは、爆発したかのようにイスから飛び跳ねて笑う。これには岩本も思わず顔を横に向けて吹き出している様子も確認できる。さらに、岩本もリフティングチャレンジで、あえてボールを足で蹴り上げるところからやると、サッカー未経験にも関わらずあえて負荷をかけていく。周囲が不安視するも、その決意は変わらないし、もちろん失敗するのだ。