iPhone 12高級モデルのLiDARスキャナは、競合メーカーに対する最大の強みに
「iPhone 12 Pro」と「iPhone 12 Pro Max」は、カメラ周りに過去、最大規模の進化が見られたと言われている。プロユーザーをも唸らせる機能の数々があるというが、いまいちピンとこないという人もいるだろう。では、一般ユーザーが使用する上で、具体的にどんな違いが見てとれるのだろうか。
瞬時に身長を測定、ニッチだが嬉しい機能
『MacRumors』は「計測」App を使用して人の身長を測ることができると報じている(参考:https://www.macrumors.com/how-to/iphone-12-pro-measure-height/)。
帽子を被っていたり、座っていたりしても、瞬時に測定できるという。測定結果を写真として撮ることもできる。
LiDARセンサーによる身長測定は、かなりニッチな機能だと『9to5Mac』は伝えている(参考:https://9to5mac.com/2020/10/26/measure-someones-height/)。
帽子を被っている場合は、髪の毛のボリュームで身長がやや高くなるという。より正確に測りたいのであれば、帽子は取ったほうがいいだろう。また、立っている場所によっても多少の差異があるが、誤差の範囲内だという。
子どもを持つ親であれば、気がつけばタケノコのようにすくすくと背が伸びているということを体感するだろう。LiDARスキャナがあれば、それを頻繁に数値として記録に残すことができるようになり、いつどのくらい伸びたのかつぶさに把握することができる。これは、新たな楽しみ方だろう。
LiDARスキャナは、レーザーで動的な3Dマップを作成するため、他にも優れた機能を提供する。カメラが背景からどれだけ離れているかを正確に認識できるため、はるかに洗練されたAR(拡張現実)アプリを実現し、ポートレート写真のオートフォーカスが速くなり、ぼかしの味わいも向上する。