ゲレンデヴァーゲン、BMW i8、レクサスLC500……芸人YouTuberたちが“車動画”で見せるそれぞれの個性
宮迫博之は、最愛「BMW i8」がドッキリの餌食に……
“愛車へのいたずら”は、お笑い芸人にとって定番ドッキリの一つ。とりわけ、フジテレビ系の大型特番『27時間テレビ』(※前身番組含む)で、明石家さんまの愛車が幾度も破壊されたのは語り草だ。2015年放送の同番組では、平成ノブシコブシの吉村崇が所有する「BMW i8」がボコボコにされて炎上騒ぎになったのは記憶に新しい。
今のご時世、車を面白おかしく傷つけることは、世間の顰蹙を買いかねない。しかし、雨上がり決死隊・宮迫博之の公式チャンネルに投稿された、吉村と同じ愛車「BMW i8」がドッキリの餌食になった動画は概ね好評だ。
「【ドッキリ】宮迫の愛車を勝手に激ヤバ宣伝カーに改造してみました」と題した本動画は、「BMW i8」が、これまで宮迫のチャンネルで公開された動画のコラージュを施したラッピング宣伝カーに改造されるという内容。日本トップクラスの技術チームが施した装飾は、ターゲットの宮迫でさえ「いやおもろいよ。正直おもろい」と認めざるを得ないほど、出色のクオリティだった。
カジサック同様、宮迫も幼少期からスーパーカーに憧れていたクチ。8月27日公開の動画「宮迫が最後にたどり着いた最高のマイカーを紹介します」では、「BMW i8」を「アイちゃん」とあだ名をつけて溺愛する姿を披露していた。高級車を見せつけて終わりではなく、後に投稿した動画でしっかりオチを付けるあたり、いかにも芸人的だ。
これらの高級車は、一般人がそうやすやすと購入できる代物ではない。しかし、カジサックの言うように、「頑張ったら」手が届く可能性はある。そんな、努力した先に待ち受けているワンランク上のライフスタイルを体現しているからこそ、芸人の高級車動画には訴求力があり、人気を集めているのかもしれない。