セカオワFukaseが手がけるアニメーションプロジェクト“BAD MOOD” Amazon Prime Videoで全世界配信スタート

Fukaseによるアニメーションがアマプラで世界に配信

 SEKAI NO OWARIのグローバルプロジェクト『End of the World』のクリエイティブ・ディレクター和田直希が、株式会社ラナデザインアソシエイツ、映像制作の「RANA DOUBLE-O-SEVEN」と共同製作した、Fukaseによるアニメーションプロジェクト“BAD MOOD”が、10月21日よりAmazon Prime Videoにて全世界配信をスタートした。

“BAD MOOD”とは

 SEKAI NO OWARIのFukaseによる原画デザインの元に生まれた5人のキャラクター“The Pink Elephants”が、皮肉なメッセージで世の中を風刺的に描くアニメーション“BAD MOOD”を中心に展開するクリエイティブブランドである。

 Fukaseは“BAD MOOD”の根源について、「“BAD MOOD”とは自分にとってのクリエイティブの源を意味しています。作品が生まれる瞬間はいつも、清々しい青空を見た時ではなく、気持ちの良い朝食をとった時でもありませんでした。自分にとってクリエイティブとはある種の防衛本能的なものであると同時にネガティブな状況から前へ進む為の前向きなものです。」とコメントしている。

 過去には東京のスニーカーカルチャーを世界に向けて発信し続けるショップ『atmos』とのコラボレーションなどを展開しており、今回、プロジェクトの主軸となるアニメーションが、Amazon Prime Videoにて配信がスタートされた形だ。

和田直希のコメント

 「Fukaseが持つ固有の世界観(観点)をアニメというミディアムを通して表現する事によって、今の社会観をパッケージすることに拘りました。各エピソードそれぞれがひとつの作品となるよう、コンセプトにあわせ、音楽も統一性をもって制作しています。第一話では破天荒で突き抜けた西海岸のガレージ・パンクFIDLARのフロントマンZACに手がけてもらっています。ストーリー、映像、音楽と全方向からこの作品を楽しんでもらえたら嬉しいです。」

BAD MOOD監督 山口暁亨のコメント

 「Fukaseさんの原案をもらった際、ただの音楽アニメではなく、一石を投じる社会派アニメーションだと感じました。海外アニメ感もあり、キャラクターの魅力を引き出す演出や動きをつけ、キャラクターに負けない背景の作り込みにも力を入れてます。アニメーションと連動したブランドサイトやグッズの制作(一部担当)も、全体の世界観を一貫したブランディングを意識してます。Amazon Prime Videoによる全世界放送を通して、“BAD MOOD”の世界観をより多くの方に体感していただきたいと思っています。

https://badmood.inc/

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