iPhone 12シリーズ、予約開始も需要に追いつかず……コロナ禍でAppleはパニックに?
Appleは追加で大量発注、2020年内に最大8000万台を販売へ
iPhone 12シリーズの出荷台数は、2020年末までに7000万台~8000万台に達する可能性があると専門家は見ているという(参考:https://www.macrumors.com/2020/10/15/iphone-12-shipments-could-reach-80m-units-2020/)。
この予測の幅は、米中貿易戦争の度合いを考慮したもので、これ以上エスカレーションしなければ、最大で8000万台とのことだ。
iPhone 12シリーズは、ダイナミックな価格帯と多くのテクノロジーアップデートが相まって、Appleの新たな売上成長が見込まれるという。Appleは、2段階で出荷する戦略を採用したが需要に大きな影響を与えるとは予想されておらず、今後も売上を伸ばすと見込まれている。
「iPhone 12」と「iPhone 12 Pro」の7割、そして「iPhone 12 Pro Max」は10割を製造するFoxconnテクノロジー・グループ(台湾)には、2021年の第1四半期まで新型iPhone 12シリーズの大量注文を確保したという。これに伴って、Foxconnは、人員採用も積極的に行っているようだ。
スマホ市場全体としては業績が落ち込んでいるが、iPhoneに関してはどこ吹く風。パンデミックをも吹き飛ばさんばかりの勢いのようだ。
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。