脱落発表翌日、揺れるよしきの気持ちーー『オオカミくんには騙されない』第9話

『オオカミくんには騙されない』第9話レビュー

 まずは、前回のおさらいから。第8話では、マサの脱落以外にも、さまざまなドラマが巻き起こった。ひとみ(中澤瞳)はマサに「いま私の気持ちが向いているのはよしき(藤枝喜輝)」と伝え、まさかの急展開。よしきに思いを寄せるマリカ(世良マリカ)にとっては、厳しい状況となったが……。

 第9話は、脱落発表の翌日から始まる。暗い表情のなか集まったメンバーだが、マサを復活させるためには映像制作に取り組むしかない。一方、ひとみは「脱落メンバーがオオカミくんだったか知る権利が与えられます」という“赤い手紙”を受け取り、涙を流す……。

 そんななか、ノア(佐藤ノア)が太陽LINEを使用。「みんなでバーベキューしに行きませんか」と提案し、場を盛り上げる。休憩中、2人で過ごすカイト(Kaito)とありさ(松永有紗)だったが、複雑な感情があふれ出したのか泣き出すありさの涙をカイトがぬぐい、頭をなでて慰めるひとコマも。

 その後のバーベキュー中、よしきはひとみを呼び出して「昨日、何があったの?」と質問する。実はその数時間前、よしきはカイトに「聞くべきか、聞くべきじゃないか悩んでる。2人の恋愛を壊したんじゃ……」と涙ながらに相談し、「違うと思うよ。いまひとみちゃんを支えられるのはよしきしかいない」とエールをもらっていたのだ。

 ただ、その裏ではマリカが涙を流していた。「みんなに心配させちゃって(申し訳ない)」と漏らす彼女の言葉を、ありさは隣で見守るのだった。

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