『ドラ恋~Kiss On The Bed~』第3話ーーコージ&さちかの“密室超濃厚キス”にメンバー驚愕
オーディションの結果、主役の座に選ばれたのはコージ(才川コージ)×さちか(新田さちか)ペア。それぞれのペアの様子と澤田(育子)先生からの講評を振り返りたい。
まずはけい(北條慶)×みなみ(糸原美波)ペア。オーディションでの芝居前に“ナチュラルハグ”が入った2人の演技中、終始まなみ(江野沢愛美)は伏し目がちだった。それもそのはず、澤田先生からの講評でも、けいについては「前回よりもとても感情がわかるようになって良かったと思う」と言われていた。ただ、みなみとの掛け合いという部分では「みなみさんもリードしようとしているし、それぞれが頑張っているけど噛み合ってはいない」との鋭い指摘が入る。
続いて、コージ×さちかペア。じゃれあいながら楽しそうな様子で、観ているこちらが思わず恥ずかしくなってしまうくらい自然なカップルかのよう。澤田先生からも「4組のペアの中で恋人としての距離感が一番出ていた。特にコージさん。一つ一つのセリフに対する気持ちのアップダウンが良く出ていてとっても良かったです」という称賛の言葉を引き出していた。
ただ、スタジオの女性陣からは「さちかの笑顔は演技だった。さちかは(コージのこと)好きじゃないんじゃない?」と、ちょっとした“間”に覗かせたさちかの不意に出た表情を見逃さなかった。そして、普段あれだけにこやかなみなみの顔からは、一切の笑顔が消えていた。
たくや(若林拓也)×ふうた(坂口風詩)ペアは、前夜の同棲ハウスですっかり打ち解けたのか、カップルというよりも仲の良い友だち感が先立っていたように見受けられる。澤田先生からの「2人で恋人としての掛け合いのテンポがもっと生まれたらいいのに、と思います」というコメントも頷ける。
最後のトウヤ(森田桐矢)×まなみペア。まなみの普段のキャラクターとは違うであろう台本上の彼女役がよくフィットしていた。澤田先生は「まなみさんは前回に比べるととっても良かったです。トウヤさんに関しては、目の前にいる恋人に話しているのではなく、第三者ありきで話しているように見えました」とコメント。2人の演技中はふうたが複雑そうな表情を見せていた。
こうして、エピソード2の主役はコージ×さちかペアに。コージは2話連続の主演の座を見事勝ち取った。
主役発表後の会場では、涙を流す者が続出。まなみの隣でふうたも泣き出し、たくやはティッシュを取りに行って2人にさりげなく渡すという、彼らしい優しさを見せていた。そんなたくやも個別インタビューでは悔し泣きを見せ、「さちかがコージとキスするのを見たくない」と素直な心情を吐露。
そして、共同ハウスでエピソード1の撮影以来、ずっとコージと気まずそうな雰囲気を醸し出していたみなみだったが、その理由が明かされる
「他のペアは違うペアになっても元々のメンバーとやり取りしている。トウヤはふうたにLINEしてケアしたりとか。コージくんは一切それがないから、何かが欲しかった訳ではないけど。私も気持ちをクリアにしようと思う」と、コージへの想いを断ち切ろうとしている様子だった。
一方、コージはインタビューで「昨日、共同ハウスでずっと1時間くらいさちかとハグしてたんですね。一昨日の(みなみとの)キスより、そのハグの方が良かった」と素直な心の声がダダ漏れ。さちかは「話してて良いところしか出てこないから、コージくんのことが一番気になってるんですが、距離詰めるのが上手いから、単純にハマってるだけなんじゃないの? っていう疑いはありますね」と、少し自身の気持ちについて疑心暗鬼な側面も覗かせた。