任天堂に2億円の支払いで和解成立 Nintendo Switch海賊版訴訟に決着

Nintendo Switch海賊版訴訟に決着

黒幕ハッカー集団の主犯格が逮捕・訴訟

 不当に販売されているこれらのNintendo Switch海賊版の供給元は「Team Xecuter」と呼ばれる匿名のハッカー集団だとされている。しかし「Team Xecuter」は、関与を否定し、任天堂を「検閲、独占的統制、法的恐怖戦術を行なっている」と非難している。

 今回の任天堂の和解と時期を同じくして「TeamXecuter」のメンバー2人が、Nintendo Switch海賊版を販売したとして逮捕され、起訴されたと『The Verge』は報じている(参考:https://www.theverge.com/2020/10/2/21499297/team-xecuter-selling-nintendo-hacks-arrested-charged-fraud)。

 Gary Bowser被告とMax Louarn被告は、カナダ出身でドミニカ共和国で逮捕された。「TeamXecuter」は、Nintendo 3DSやNES Classicのハッキングツールも、作っていたとされる。

 アメリカ合衆国司法省・刑事局の司法次官補のBrian C. Rabbitt氏は「これらの被告は、米国企業のビデオゲーム技術を海賊行為することで、何年にもわたり違法に利益を上げた悪名高い国際犯罪グループのリーダー格だったとされている」と述べる。

 有罪が確定した場合、振り込め詐欺、マネーロンダリング等、それぞれの容疑で20年、短いものでも最長5年の懲役刑に処される可能性があるという。

 今回の主犯格の逮捕と起訴により、任天堂の一連の訴訟にも進展が見られるか、今後の経過を見守りたい。

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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