新型Nintendo Switch『Nintendo Switch Pro』は2021年初頭に登場?
新型のNintendo Switch Pro(仮称)は、かねてより開発が進められていることが噂されているが、早くも2021年の第1四半期にリリースされる可能性があることが分かった。
2020年の年末に生産開始?
任天堂が2021年の第1四半期に発売日を設定して、2020年の年末までに新型のNintendo Switch生産を開始する予定であると『BGR』が伝えている(参考:https://bgr.com/2020/08/24/nintendo-switch-pro-release-date-2021-report/)。
Nintendo Switchが2017年に発売されて以降、新たに登場したモデルは、テレビに接続する機能をなくして価格を抑えた、Nintendo Switch Liteのみ。より高速で、より強力なSwitchの登場が待ち望まれている。
台湾からの報道によると、新しいSwitchモデルは2020年末までに生産に入る予定で、2021年の第1四半期には店頭に並ぶ予定だという。新型コンソールの仕様はまだあまり詳しく分かっていないが、ディスプレイが改善し、よりインタラクティブになるという。
2020年の年末休暇シーズンには、ソニーのPlayStation 5とMicrosoftのXbox Series Xが市場に投下される。そうなると、何年も前に開発されたNintendo Switchの機能は見劣りすることが避けられず、差は明白になる。Nintendo Switch Proの登場は不可避で、あとは任天堂がより強力なハイブリッドコンソールをいつ市場に投入するかだ、と同メディアは指摘する。
4K以上のより強力なプロセッサーで飛躍的な進歩?
任天堂の古川俊太郎社長は、Nintendo Switchの新モデルを2020年中に発売することはないと公言する一方で「成長機会を追求できる基盤が整ってきた」ともしている。
任天堂は、Nintendo Switch Proに少なくとも4Kグラフィックスのより強力なプロセッサーを搭載すると『Slashgear』は伝えている(参考:https://www.slashgear.com/the-2021-nintendo-switch-details-keep-on-leaking-25635013/)。
この情報源は、おそらく任天堂のサプライチェーン内のものとされる。現行のNintendo Switchは、ハンドヘルドモードで最大720p解像度、TVモードで最大1080pの解像度だが、飛躍的な進歩を遂げることになる。
『Slashgear』はまた、3モデル目となる、よりパワフルな新型Nintendo Switchが来年、PS5とXbox Series Xと対決するかもしれないとしている(参考:https://www.slashgear.com/new-switch-might-face-off-with-xbox-series-x-ps5-next-year-24634791/)。
2020年の年末という直接対決のタイミングは回避しつつも、遠巻きに追い上げる算段のようだ。