カラテカ入江、“愛されキャラ”は変わらず? 芸人仲間のYouTubeチャンネルに続々出演
お笑いコンビ・カラテカとして活動していた入江慎也が最近、芸人仲間のYouTubeチャンネルに頻繁に登場している。
2019年に世間を騒がせた「闇営業問題」。入江は、複数のお笑い芸人に事務所を介さず詐欺グループの忘年会参加の手引きをしたとして、所属していた吉本興業を解雇。今年8月1日には、自身のインスタグラムで「ピカピカ」という社名の清掃会社を立ち上げ、実業家として再出発したことを発表した。
そんな真っ当に社会復帰を果たした入江に対して、かつての先輩芸人たちがYouTube上で熱いエールを送っている。
いち早く入江を自身のYouTubeチャンネルに招いたのは、今田耕司だった。今田は、入江のインスタ投稿から1日後の8月2日、自宅のトイレ掃除に取り組む動画を投稿。一通り自らの手でクリーニングを終え、「今日は知り合いの掃除のプロの方に来ていただいたので、最終的なチェックをしてもらいたいと思います。それではよろしくお願いします」と呼び込み、入江が登場するという流れになっていた。
入江の顔には、明らかに誰かわかる粗目のモザイクがかけられている。入江が「兄さん相当綺麗にしてますね」と言うと、今田が「すいません、兄さんっていうのはちょっとやめてください……」と注意。あくまでいちクリーニング業者というていだ。
入江が「こちらに汚れが」とブラシで黒ずみをこそげ落としていくと、今田が「気づかぬうちに汚れが存在しているというか……掃除の世界で言うたら反社ですよね」とチクリ。汚れを水で洗い流すと、今田は「こうやって水で綺麗に流れれば良いですよね。なにもかもね」と語り掛け、入江が「はい…」と力なくつぶやくなど、コントチックなやり取りが楽しい。
そもそも、潔癖症として知られる今田宅のトイレは、自分で「どこを掃除するんだ」とツッコミを入れるほど清潔そのもの。トイレ掃除を名目に、入江の門出を祝福すべく出演させたことは明白だ。動画の締めくくりには、「一生懸命やればまた輝ける。お掃除も人生も」と、今田から入江に寄せたメッセージが添えられており、コメント欄には「後輩愛に。泣けてしまいました」「今ちゃんの優しさにウル」「不覚にも涙ぐんでしまいました」など、感動したという声が相次いだ。
同月16日には、“ハンバーグ師匠”に扮したスピードワゴン・井戸田潤のYouTubeチャンネルに出演。「【再会】師匠の新事務所に清掃業者を呼んだらカラテカ入江が来たので、近況を聞いてみた」と題した動画で井戸田は、新たに借りた事務所兼YouTube撮影スタジオの清掃を「ピカピカ」に依頼。井戸田が「元気? 入江」と言うと、入江は「元気です。本当にお久しぶりです」と挨拶をした。
「ちょっと自己紹介させてもらっていいかな?」と前置きしたうえで、「俺だよ! 俺! ハンバーグだよ! ハンバーーグ!」とお馴染みのギャグを披露する井戸田。しかし、入江は微動だにせず、「……ありがとうございます」とひかえめに一礼した。今はお笑い芸人ではなく、あくまで一般人……そんな意思表示ゆえのノーリアクションなのだろう。井戸田が「……やっぱり出ないね。“オーイエー”は出ないな」と寂し気につぶやくと、「ちょっと今日お仕事で来ましてびっくりしています。久々におっきい声聞いたので(笑)」と返答した。
掃除を終えた入江が新事務所を後にすると、井戸田は「セカンドキャリアを頑張ってほしい。概要欄のほうに入江君の会社の連絡先を貼っておきます。皆さんもぜひ『ピカピカ』で“ピカピカ”にしてください」と率先してPRをしていた。