Nintendo Switch 2の仕様がリーク? 新たに判明した特許との関連性は
任天堂が開発していると噂されるゲームコンソール「Nintendo Switch 2」。同機種に関連する可能性のある特許が明らかになった。
「ハンドヘルドモード」と「ドッキングモード」で心身の健康を促進?
『Japanese Nintendo』は5月14日に公開した記事で、任天堂の特許申請について報告している(参考:https://japanesenintendo.com/2020/05/14/nintendo-apply-for-quality-of-life-patent/#more-121004)。
任天堂が2019年9月に行ったこの奇妙なデバイスの特許申請には、ユーザーの家庭ドッキングベースに接続するハンドヘルドのモバイルデバイスについて記述されており、それはまるでSwitchのようなものだ。
このモバイルデバイスは、ユーザーの1日の活動をトラックし、環境センサー、カメラ、マイクも備えており、ユーザーの感情の状態を評価するのに役立つという。
ドッキングステーションは、さらに興味深い。ユーザーの呼吸と脈拍をモニターするドップラーセンサー、画像プロジェクター、カメラ、スピーカー、環境センサー、香りを発生させる装置まで備わっているという。
任天堂はその特許申請で、デバイスの睡眠トラッキングの可能性について、とりわけ長く記載している。ドッキングステーションは、睡眠時間、寝ないでベッドで過ごす時間、浅い睡眠と深い睡眠、目覚める頻度やいびきも計測できるようで、ドッキングステーションのプロジェクターに画像を表示して、夜の就寝や朝の目覚めにも役立つという。
特許記載のテクノロジーは、Nintendo Switch 2のもの?
これを受けて『Tom's Guide』は「Nintendo Switch 2には、奇妙な新しい睡眠トラッカーが付属している可能性がある」と報じている(参考:https://www.tomsguide.com/news/nintendo-sleep-tracker-patent)。
同メディアによると、睡眠や健康状況をモニターしたり、感情の状態を評価したり、部屋の香りを良くしたりできる、スマートフォンの様なヘルストラッカーをリリースする可能性もあるとのこと。
しかし、任天堂のシステムとして出すのであれば、ゲームの存在は欠かせない。おそらくは『リングフィット アドベンチャー』のようにプレイでき、ユーザーの健康情報を使用してゲームを進め、メンタル面を評価するためのクイズやパズルもあるという。
任天堂はモバイル端末とベースステーションで、ユーザーの心身の健康をモニターし、改善するための対策を講じることを目指しているようだ。
任天堂が、このデバイスをNintendo Switch 2に統合する計画を立てているのかどうかは、まだ明らかになっていない。しかし、『リングフィット アドベンチャー』は、現行Nintendo Switchで驚くほどに大ヒットしており、特許に記載されているテクノロジーは全く異なるものではないように思える。