『水溜りボンドのANN0』第19回おさらい 占いに懐疑的な二人が手のひらを返す一部始終
人気YouTuberコンビ・水溜りボンド(カンタ、トミー)がMCを務める『水溜りボンドのオールナイトニッポン0』第19回目が8月6日放送された。ANN史上初のYouTuberレギュラーパーソナリティーとして注目を集めているラジオ番組をさらに楽しむために、今晩の放送を前に第19回放送の振り返りと今後に向けたポイントをお伝えしたい。
<これまでの振り返り>
■第1回おさらい バズを起こした初回放送の内容は?
■第2回おさらい “ガチ勢”リスナーとのバトル!
■第3回おさらい ナイナイ岡村との距離は縮まるか?
■第4回おさらい 輝き出したフリートーク
■第5回おさらい リスナーにいじり倒されるトミー
■第6回おさらい 三四郎・相田に発見されたふたり
■第7回おさらい なぜトミーは「大根」に?
■第8回おさらい 三四郎・相田との“プロレス”の行方は?
■第9回おさらい 敬愛するHIKAKINを語る
■第10回おさらい 三四郎・相田と“直接対決”へ!
■第11回おさらい トミー&しゅーじまんの“和解”が成立
■第12回おさらい 神木隆之介のYouTuberデビューに大興奮
■第13回おさらい カンタが星野源に“謝罪”
■第14回おさらい 星野源とのコラボが実現不能に?
■第15回おさらい カンタ、ジャニーズとの交流明かす
■第16回おさらい カンタ“インスタ乗っ取られ”の真相
■第17回おさらい 大スター・あいみょん登場
■第18回おさらい トミーの一番忙しい誕生日
■第19回を「radico」のタイムフリー機能で聴く
“電話占い”は当たるのか?
深夜ラジオリスナーに受け入れてもらうべく、毎週リスナーからの数々の課題を真摯に受けてきた水溜りボンド。今回は、“電話占いをやってみてほしい”というお題により、それぞれ空き時間に電話で占いを受けてきた二人だったが、ともにあまり信じていない様子。そこで、新米ながらタロット鑑定士もしている筆者がさらに補足も加え、二人の検証をレポートしていきたいと思う。
まず、「男で占い信じてる人いるの? ロジック教えて!」と占いにかなり懐疑的な目を向けているトミー。論理的/合理的に物事を分析する彼らしく、26年間潰れずに商売を続けけている“電話占いサロン”に電話し、すぐに対応できる占い師を指名したようだ。
自身がYouTuberであるということを話し、「仕事運」をみてもらったトミー。運勢は良好で、今年の仕事運は最強どころか、来年は金運、恋愛運もよく、結婚までも暗示! すぐさま「占いは正しい!」と手のひらを返したトミーだが(ちなみに結婚のお相手は年下らしい)、ここで筆者が占いの仕組みをお話ししたいと思う。
トミーが今回“何占い”で鑑定されたのか定かではないので断言はできないが、最初に生年月日を提示しているため、それを使った鑑定であると思われる。例えば、西洋占星術であれば、生年月日を使い、その人の生まれた日・生まれた時間の、太陽系惑星のすべての星座の配置を詳しく算出すれば(これをホロスコープと言う)その人の性格は把握できるし、今年や来年などのそれぞれの年のホロスコープを調べれば、その年の運勢や起こることはある程度把握することができる……これがいわゆる星占いと呼ばれるものである。
詳しく書くと長くなるので、宇宙の惑星のひとつである地球に暮らす私たちは、やはり植物や作物、潮の満ち引きなどに見られる自然と同じく、太陽や月、そのほかの星の影響をとても受けているよ、と書くと分かりやすいだろうか。女性であれば生理周期に月の満ち欠けが大きく影響している、というと理解しやすいかもしれない。
続いて、カンタもやはり占いには懐疑的な様子で、単純に検索の上位に引っかかった、「サイトの作りがしっかりしていた」という“電話占いサロン”を使用。対面での占いも時間単位での価格があるが、電話占いには分数での価格が設定されていることが多い。1分250円が相場のサイト内で、カンタは1分400円のベテラン占い師を指名した。
まず「目を閉じて、精神統一しましょう」と指示され、“エネルギーを送る”ことに。そんな中、カンタは数分の瞑想を経て(その時間も1分400円!)、ズバッと言われた「先週色々ありましたね」の言葉に大きく「はい!!!」と、一瞬で気を許す。それからは占いというより相談のモードに入った彼いわく、20分8000円という出費にも大きく満足し、トミーも「なんかあったら、その人に(電話を)かけるわ」というほどだった。
いずれにしても、占いの結果は予測される未来の一つではあるが、“絶対”ではなく、すべてはその後のその人の行動にかかっている。一つの“気付き”や“方向性”を与えてくれるものとして活用すると、より占いを楽しめるのではないかと提言したい。
本日、ヒゲダン藤原聡登場!
そして、本日8月13日の放送回に、カンタと交流のあるOfficial髭男dismボーカルの藤原聡がゲスト出演することがアナウンスされた。コロナ禍による影響でスタジオ出演ではなく、リモートでの電話出演となるが、ゲストが来るのは6月に同じANNパーソナリティーである三四郎が出演して以来となる。
「ビッグゲストが来ます!」との大きな前振りに「絶対しゅーじまんやん……」と、トミーは長期に渡り因縁の対決を繰り広げてきた三四郎・相田と予測したが、まさかの今をときめく大物ゲストに驚きを隠せない様子だった。
ちなみに、カンタが藤原と知り合ったのは、ヒゲダンの代表曲と言える「Pretender」がリリースされる前。ブレイク前夜であり、当時はカンタいわく、“父親世代のおじさんがビール片手に演奏を楽しむような、音楽通に知られているような存在だった”。カンタはすでに確立された演奏技術や歌唱力の高さに衝撃を受けたという。
今回のラジオ出演はカンタがオファーし、それを藤原が快く承諾した形となる。“J-POPをGReeeeNの「キセキ」とaikoの「カブトムシ」の2曲しか知らない”でおなじみのトミーに、藤原がおすすめの音楽を教える時間が用意されているらしいので、リスナーは無限大の可能性を秘めたそのコーナーをぜひ見守ろう。
ちなみに、トミーの“音楽の知らなさ”を逆手にとった人気企画である、トミーに初めての楽曲を聴かせた後、問答無用ですぐ歌わせるという“FIRST TAKE”シリーズでも、Official髭男dismの「Pretender」と「I LOVE…」を披露しているので予習しておこう。メロやサビなどの楽曲構成さえも突破し、どんなリズムも“テン、テテン”に直して覚えるトミーをぜひ愛でてほしいと思う。