モッパン系YouTuber・カノックスターが持つ“謎”という魅力 コスメブランド設立&100万人登録間近の人気者に迫る

 モッパン(食事動画)系YouTuber・かの/カノックスターが7月27日、「皆様に大切なお知らせがあります。」と題した動画で、自身のコスメブランド「ROCI」を立ち上げたことを報告した。

皆様に大切なお知らせがあります。

 「ROCI」では4種類のコスメを展開予定。その第一弾となるのが、今回発表したリップバームだ。彼の美意識は普段の動画からも端々に伺えるが、リップにもそのこだわりが存分に詰め込まれている。

 今回は、登録者数100万人を目前に控え、多彩に活躍の場を広げるカノックスターの魅力をあらためて紐解いていきたい。

オリジナル言語“カノ語”がクセになる?

 まず、カノックスターを形容するなら“謎”という言葉がしっくりくる。彼の大食い動画を一度見ればわかるが、「アマクテー」「アーラオイシッ!」など“カノ語”と呼ばれる独自の言語を発しながら料理を食べ進め、味の感想などは終始わからずじまいである。

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 また、食べ方はお世辞にもキレイとは言えず、料理を必ず全部食べ切る……といったこともない(実際のところ、そこまで大食いではないらしい)。ただ、その豪快な食べっぷりがなんともいえず「おいしそう」なのだ。そこに絶妙な編集が加わることで動画の“謎感”はさらに増し、「彼は一体何者なんだろう?」という好奇心が呼び起こされる。

 よくわからないけれど、クセになる。それが彼の動画の大きな特徴といえるだろう。

韓国料理のモッパンをきっかけに人気爆発!

 今でこそ大食いが彼の定番動画となっているが、2018年(当時大学生)にYouTubeデビューした当初は、日常動画や旅動画などをメインに公開していた。カノ語を使わず海外で流暢に英語を操る姿は、現在とかなりギャップがある。

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 その流れで韓国グルメのモッパン(大食い)動画を公開すると、母性をくすぐる(?)小学生男子のような食べっぷりが女性を中心に受け、チャンネルのメインを大食い動画にシフトしたことで人気が急上昇。

 その独特な存在感がYouTube界に広まり、彼に興味を持ったYouTuberたちからコラボのリクエストが殺到。そこから怒涛の勢いで、あらゆる事務所の大物YouTuberと次々にコラボを果たしていった。これらのコラボをきっかけに、YouTube界でさらにその名を馳せ、短期間のうちに右肩上がりで登録者数が増加していくこととなった。

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 実は人見知りだというカノックスター。コラボ動画では、1人で動画に出演するときの変人ぶりが少し控えめになり、いつもと違った“よそいき”になる姿も密かな見どころだ。

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