『水溜りボンドのANN0』第14回おさらい “事件”勃発で星野源とのコラボが実現不能に?

 人気YouTuberコンビ・水溜りボンド(カンタ、トミー)がMCを務める『水溜りボンドのオールナイトニッポン0』第14回目が7月2日に放送された。ANN史上初のYouTuberレギュラーパーソナリティーとして注目を集めているラジオ番組をさらに楽しむために、今晩の放送を前に第14回放送を振り返るとともに、今後に向けたポイントをお伝えしたい。

<これまでの振り返り>
第1回おさらい バズを起こした初回放送の内容は?
第2回おさらい “ガチ勢”リスナーとのバトル!
第3回おさらい ナイナイ岡村との距離は縮まるか?
第4回おさらい 輝き出したフリートーク
第5回おさらい リスナーにいじり倒されるトミー
第6回おさらい 三四郎・相田に発見されたふたり
第7回おさらい なぜトミーは「大根」に?
第8回おさらい 三四郎・相田との“プロレス”の行方は?
第9回おさらい 敬愛するHIKAKINを語る
第10回おさらい 三四郎・相田と“直接対決”へ!
第11回おさらい トミー&しゅーじまんの“和解”が成立
第12回おさらい 神木隆之介のYouTuberデビューに大興奮
第13回おさらい カンタが星野源に“謝罪”
第14回を「radico」のタイムフリー機能で聴く

水溜りボンドの新たなる聖地?

 深夜ラジオーリスナーにYouTuberを受け入れてもらうべく、リスナーからの課題を毎週こなす『水溜り。をプロデュース!!』のコーナー。今回の課題は“知らない街を駅ブラしてトークを作る”ということで、今までに降り立ったことのない駅に二人が別々に行ってきた様子が話された。ラジオでの話を参考に、新たな水溜りボンドの聖地(?)として詳しくご紹介していきたいと思う。

 まず、カンタが選んだのはJR池袋駅東口より南へ約500mの位置にある“鬼子母神”という地域。駅としては、都電荒川線の『鬼子母神駅前』にあたる。賑やかな都心である池袋から徒歩圏内の距離だが、打って変わって下町のような風情ある景色が広がっている。

 カンタは「面白い名前の駅名」を検索する形でここにたどり着いたようだが、名前の由来である“鬼子母神”は500人の子を産んだという逸話を持つ、安産と育児の神様である。駅のすぐ近くに「鬼子母神堂」という有名な神社があり、多くの人々が家内安全や厄払いなどの祈願に訪れるようだ。

 これまたカンタが名前に惹かれて訪れた喫茶店『さむしんぐ』は“コーヒーと家具の店”を掲げているが、現在は家具は取り扱っていない様子。過去にはテーブルや椅子などが展示販売されており、喫茶店とショールームを併せ持つ珍しいお店だったようだ。そして、「あのカンタが初めてスタッフにお土産を買ってきた!」ということで、トミーも驚きだった“子育てもなか”は駅前すぐに位置する和菓子屋さん『ときわ木』で購入したもの。大正8年創業の老舗和菓子屋さんで、全行程を手作りで行なっているため、毎日限られた数しか作られていないようだ。他にも、丁寧に作られた和菓子やどら焼きがお求めやすい価格で販売されているので、ファンはぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。

 続いて、トミーが降り立ったのは、JR埼京線の『十条駅』。池袋や新宿にもアクセスしやすく、トミーいわく「洗面器を抱えながら、ラムネを飲んでるお兄ちゃん」や「路地裏でケンカしてるおっちゃん」「犬を散歩させているおばちゃん」「夜遊びに繰り出す前の着飾ったお姉さん」ら、様々な人の生活を感じることのできる人気のベッドタウンだ。「雑多な感じがすごく良い」とトミーが惹かれた“十条銀座”と呼ばれる洒落たアーケード街は、十条駅北口のローターリーを越えてすぐの場所に位置する。飲食店をはじめ、様々なお店が軒を連ねる活気ある商店街だ。

 トミーが立ち寄った“地域密着型激渋居酒屋”こと『五九六三(ゴクロウサン)』は、L字カウンターの小さなお店で、トミーも食したニラ餃子(にらもち)などが食べれるようだ。日本中から野球好きが集まるお店として知られており、巡礼を考えている人は、ママがヤクルトスワローズ好きの巨人嫌いであることを念頭に置いてお話ししてみよう。

 ということで、コロナの影響下でなかなか人が多く集まる街には行くことのできない現在だが、都会から少し離れた街や道を一人でゆったり散歩してみるのも楽しそうだ、と思わされるエピソードだった。ソーシャルディスタンスを守り、マスクやアルコール消毒を忘れずに、普段行かない街に繰り出してみたくなったリスナーも多かっただろう。

『さんま御殿SP』で明石家さんまと共演

 ラジオ放送の5日後、7月7日放送の『踊る!さんま御殿!!夏の3時間SP』(日本テレビ系)に水溜りボンドが初出演した際の秘話も、放送内で語られた。

 今年はウッチャンナンチャン・内村光良の『内村のツボる動画』(テレビ東京)や嵐・二宮和也の『ニノさん』(日本テレビ系)などTV出演が相次いでいる水溜りボンドだが、ついにレジェンド芸能人である明石家さんまがMCを務める『さんま御殿』に出演。小さい頃から親しんできた番組への出演に、二人の親御さんも大喜びだったようだ。

 しかし、20年以上続く老舗番組ということで、二人は楽屋入りの時点でビビってしまい、本番の記憶はほとんど残っていない様子。そして、現在コロナウイルスの真っ只中ということで、収録時の座席もソーシャルディスタンスを考え、二人の席が離されたことも緊張感を倍増させたようだ。いつもは横並びの二人も、今回はトミーの斜め後ろにカンタが座るような縦並びの位置関係で、トミーからは相方カンタが終始見えず、呼吸を合わせづらかったそう。共演者はSexy Zoneの中島健人やみちょぱなど豪華なメンバー。その中で、同じ『ANN0』パーソナリティーで、YouTubeでも積極的に活動している霜降り明星の二人が出演しており、水溜りの二人のトークをフォローしてくれたことが心強かったようだ。

こうやって僕らは変わっていってしまうのかもしれません

 そして偶然、その日の出演者陣には、2年前より水溜りボンドのファンを公言していた、雑誌『Seventeen』モデルで女優の紺野彩夏もおり、二人と初対面を果たすなど、忘れられない日になったようだ。所属事務所のUUUMが吉本との提携を発表したことも記憶に新しく、今後もTV出演が多く予想される二人の動向をぜひ見守っていきたい。

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