Twitterが新機能「音声ツイート」をiOSでテストも、すでに海外メディアは“課題”を指摘
音声チャットルームアプリへの対抗策?
人気アプリ『Clubhouse』がローンチされたのを受けて、Twitterが音声ツイートを実装したと『CNN』は見ている(参考:https://edition.cnn.com/2020/06/17/tech/twitter-voice-tweet/index.html)。
このアプリは、招待制ソーシャルネットワークのボイスチャットルームで、米シリコンバレーで、話題になっている模様だ。
また、同メディアは、音声ツイートの課題についても指摘している。例えば、文字で書かれた嫌がらせと比較して、音声は冒頭で検出するのが困難な可能性があるという。憎悪のあるコンテンツの拡散をいかにして防ぐのだろうか。
Twitterのスポークスマンは、音声ツイートをより広く展開する前に、追加の監視システムを組み込むことで対応すると述べる。また、通報された音声ツイートを規則に従ってレビューし、行動を起こすという。
一部のユーザーは、聴覚に障がいがある人がアクセス出来ない、とすぐに指摘した。Twitterは、音声ツイートの文字起こしオプションの追加については、言及していない。
また、埋め込まれた音声ツイートが、再生出来ないというエラーが確認されている。
今後も改善の余地はありそうだが、この音声ツイート機能は、Twitterにおけるコミュニケーションに新たな側面を加えることになりそうだ。
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。