PS5やXboxを超えるゲーム機、まさかのケンタッキーフライドチキンが発売? チキンを温める機能も搭載
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のPlayStation 5が2020年の年末にリリース予定で、Microsoftが同時期に発売する家庭用コンソールXbox Series Xとの競争が加熱している。しかし、ここに来て、新たなライバルが出現した模様だ。
そのライバルとは、なんとファーストフード大手のケンタッキーフライドチキン(KFC)。「KFConsole」なるコンセプトを発表し、Twitterアカウント『KFC Gaming』は6月13日、その動画をツイートしている。
The future of gaming is here.
Introducing the KFConsole. #PowerYourHunger pic.twitter.com/ssUrX41Ab1
— KFC Gaming (@kfcgaming) June 12, 2020
冷却すべきはずのゲーム機を、加熱する仕様とは?
これを受けて『Slashgear』は、このコンソールの仕様について報じている(参考:https://www.slashgear.com/kfc-teases-4k-gaming-console-concept-with-built-in-chicken-warmer-15624884/)。
ビジュアルはKFC実店舗でよく見かけるバケツ型の容器のような形状をしているが、スペックは「Zinger製プロセッサ内蔵」「クロック周波数は11Ghz」「ストレージ容量は2TB」「最大4K解像度および120fpsでの描画」「クロスプラットフォーム対応」と、もはや敵なし。さらに、独自の機能として、チキンを温める「チキンチャンバー」を内蔵しているという。
同メディアは、KFCが以前にドローンのKFO(ケンタッキー・フライング・オブジェクト)、ビットコイン・バケット等、数々のギミックを発表していると指摘。今回も流行りのバズワードとケンタッキーをかけ合わせた、プロモーションの一環の可能性がある。
ちなみにKFCは、UFOならぬKFOを本当に実現させているが、KFConsoleの実現可能性は、あるのだろうか。現在のテクノロジーの常識では、ただでさえ熱を帯びるとパフォーマンスの落ちるゲーム機に、加熱が主な機能のオーブングリルがついているというのは、非現実的に映る。