ホスト界の帝王・ローランド、コロナ禍での営業停止に「誰も責任を取ってくれない」
ホスト界の帝王と称されるローランドが6月3日、公式YouTubeチャンネルに公開した動画で、自身が経営するホストクラブの営業停止について言及した。
3月30日、小池百合子都知事が記者会見で、バー、ナイトクラブなど接客を伴う飲食業、カラオケ、ライブハウスへの出入りを自粛するよう要請。これを受けてローランドは4月1日、自身が経営するホストクラブ「THE CLUB」の営業停止を決定。この時は、緊急事態宣言発出前で、営業を続ける競合店が多かった。そんな状況下で、いち早く英断を下したローランドに対して、称賛の声が多く寄せられていたのだが、一部の従業員からは「なんで休むんですか?」「社長の体裁を守るために僕らが犠牲になるんですか?」と反発も食らっていた。
今回の動画が撮影されたのは5月21日。緊急事態宣言全面解除が間近に迫っていたこともあって、ローランドは「もうちょいで終わりですね」と言い、「スタッフも感染者1人も出なかったので、本当に良かった」と安堵した。
しかし、店を開けていないため「THE CLUB」は当然赤字。ローランドと従業員たちに経済的打撃がないはずはない。