プロ野球ファンの寂しさを埋める? 各球団の公式YouTubeチャンネルが熱い

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、いまだシーズン開幕の目途が立たないプロ野球。気付けばもう4月も終わり。本来であれば、ペナントレースでスタートダッシュに成功したチーム、失敗したチームの話題で盛り上がり、交流戦の展望などが語られる時期のはずだが、今年に限ってはそうもいかない。プロ野球を欠いた毎日に、寂しい思いをしている人も多いことだろう。

 そんなファンのために各球団では、YouTubeチャンネルで趣向を凝らした配信を行っている。とりわけ活発に更新されているのは、球界の盟主・巨人のチャンネル。先日、原辰徳監督、阿部慎之助2軍監督、菅野智之、坂本勇人、丸佳浩の3選手が医療現場支援のため、合わせて5000万円を東京都へ寄付したことが話題になったが、寄付について各人のコメントなどを紹介する動画を公開している。

5000万円を寄付。原、阿部両監督、坂本、丸、菅野の3選手が東京都の医療を支援

 それだけでなく、練習風景を映した動画も豊富。「炭谷vs.澤村vs.坂本 外野ノック対決!」「男・村田修一 ノックの流儀」や、石川慎吾の頭にアクションカメラ「GoPro」を装着させて、キャッチャー目線で菅野の投球を体感できる「直撃!シンゴカメラ」など、ファンを飽きさせない多彩なコンテンツを提供している。

直撃!シンゴカメラ📹

 千葉ロッテマリーンズのチャンネルでは、球界期待の新人・佐々木朗希の動画が多数。特に人気が高いのは、ブルペンで投球風景を収めた動画。最速160キロを超える右腕の投球は圧巻で、「佐々木朗希ブルペン入り。緊迫のブルペンにカメラが潜入【広報カメラ】」は再生回数138万回、「佐々木朗希、変化球解禁!ナゴヤドームのブルペンにカメラが接近【広報カメラ】」は83万回(4月26日時点)と高い水準を誇っている。さらに、「佐々木朗希投手も実践している家でも出来る簡単ストレッチ」など、外出自粛による“コロナ太り”が話題になっている今の時期ならではの動画も。

佐々木朗希ブルペン入り。緊迫のブルペンにカメラが潜入【広報カメラ】

 もう一人の高卒ゴールデンルーキー・奥川恭伸も、所属球団「東京ヤクルトスワローズ」の公式チャンネルに積極出演。「つば九郎&奥川投手による遊びながらできる練習法!」というシリーズ動画にて、同球団の名物マスコットキャラ・つば九郎と息の合った掛け合いを見せている。

つば九郎&奥川投手による遊びながらできる練習法!第1回「紙コップを使った練習法」

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