『あつまれ どうぶつの森』海外の評価は? 「虫がリアル過ぎる」との声も

『あつまれ どうぶつの森』海外の評価は?

虫がリアル過ぎる、解像度の向上が裏目に?

 『Polygon』は「『どうぶつの森シリーズ』の虫が、とてもリアルなのを求めた人はいなかった。残念なことに『あつまれ どうぶつの森』は、逃避先の幻想的な動物の世界となるはずだったが、虫が跋扈する悪夢に変わった」と伝えている(参考:https://www.polygon.com/2020/3/20/21181561/animal-crossing-new-horizons-bugs-spiders-too-realistic)。

 以前のタイトルにも昆虫は出てきたが、グラフィックが低解像度のため特に怖いことはなかったという。クオリティが向上したはずが、虫が苦手な人には、身の毛がよだつほど作り込まれているとのことで、裏目に出てしまったようだ。

 本作のリリースは丁度、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)と重なった。多くの人々が、感染予防策としてリモートワークや自宅待機をしており、国によっては、外出禁止令も発動されている。

 同ゲームのプロデューサーである野上恒氏は「多くのファンが、本作を現実を逃れる場として使ってくれることを期待しています」 と語る。

 現実世界では、気軽に出歩くことができなくても、少なくともこのゲームの世界では、自然に囲まれ、動物と癒やされる一時を過ごすことができる。偶然ではあるが、何とも時流にピッタリのタイトルと言うことができるかもしれない。

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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