今度は無人島でスローライフ『あつまれ どうぶつの森』発売 自由気ままなDIY生活に注目

『あつまれ どうぶつの森』レビュー

 任天堂は3月20日、Nintendo Switch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』を発売する。

「あつまれ どうぶつの森 × Nintendo Switch Lite」 2020春 CM

7年半ぶり続編の舞台は無人島

あつまれ どうぶつの森 TVCM 島の発展篇

 何者にも縛られること無く、自由きままなスローライフを謳歌できる『どうぶつの森』シリーズ。その最新作『あつまれ どうぶつの森』は、2012年11月に発売された『とびだせ どうぶつの森』から数えること約7年半ぶりの続編である(スピンオフタイトルを除く)。

 本作の舞台は自然豊かな無人島。プレイヤーは「たぬき企画」が手掛ける無人島移住パッケージの参加者となり、とある離島へ移り住むことになる。過去シリーズと異なり、本土を離れたことで新たな生活を思う存分楽しめる。最大8人までのマルチプレイに対応済みなので、フレンドを招待して無人島ライフに彩りを添えるのもオススメだ。

 特筆すべきは、あらゆるアイテム類を自分で作成する「DIY」(Do It Yoursel)要素。これはフィールド上に落ちている木の枝や石ころを素材として拾い集め、虫あみや釣り竿、スコップといった道具類の製作に役立てるシステムである。作成可能なアイテムのレシピはゲームを進めるごとに増えていく。最初は粗末な道具しか作れないが、進行状況に応じて作成できるグレードがアップしていく。まさに無人島ならではの仕様と言えるだろう。

 移住先の無人島については、地形をはじめ各部を自由に編集可能。通行に不便な場所は通りやすいよう橋を設置したり、景観を損ねる建築物を別に場所へ移動させたりと、プレイヤーの好きなように島を開拓できる。

マイルを貯めて生活をより豊かに

 新天地での生活を夢見て移住するも、ベル(お金)が足りなくてたぬきちの元でアルバイト……というのはシリーズ恒例だが、本作はベルではなく、様々なアクションをとることでマイルが貯まる「たぬきマイレージ」がベースとなる。

 例えば外出時に虫を捕まえる、釣り竿で魚を釣り上げる、掘り起こした化石を博物館に寄贈……といった行動ごとにマイルを進呈。貯まったマイルは移住費用の返済に使ったり、新たなレシピのアンロックに家具、アクセサリー類の購入など、色々と利用法が用意されている。マイル貯蓄を目標にプレイするも良し、自由に行動しながらコツコツマイルを貯めるも良し。その時の気分や好みに合わせてどんどんマイルを貯めよう。

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