新型iPhone SE 2のケースが早くも販売へ 発表前のケース商戦はすでに激化
間もなく、発表されると言われている小型で廉価のiPhone新機種だが、アクセサリーメーカーのTotalleeは、早くもiPhone SE 2用として、ケースをウェブサイトで公開している(参考:https://www.totalleecase.com/products/thin-iphone-se-2-case)。
『Ubergizmo』は「噂が事実だとすれば、Appleは3月にイベントを開催し、2016年のiPhone SEの後継であるiPhone SE 2(iPhone 9)を発表すると思われる」と伝えている(参考:https://www.ubergizmo.com/2020/02/iphone-se-2-cases-totallee/)。
リーク情報に基づいて設計、山が当たるか
ケースが収めるiPhoneが発売される前どころか、まだ仕様の正式発表すら行われていない段階で商品をディスプレイしているTotallee。競合よりも早く商品を用意することで有利に働く可能性もあるが、予想が外れてしまったら、損失を被ることになる。
ケースメーカーは、多くの場合、デバイスの発売よりもかなり前に新しいiPhoneのケースを設計する。リークされた設計、図面、レンダリング、その他の詳細に基づいて製造するのだ。
情報が正確で、事前に設計されたケースがうまくフィットしたら、新しくリリースされた「iPhone」のケースをいち早く提供できることになるため、より多くの収益を上げることにつながる。
近々、新発売されるiPhoneは、デザインが4.7インチのiPhone 8と同じであるとも噂されている。
Totalleeは「iPhone SE 2」ケースの予約受付を既に開始しており、3月24日に発売するとしている。『MacRumor』は「2017年にiPhone SEの予約が開始された日付であり、イベント開催日のまともな推測だ」としている(参考:https://www.macrumors.com/2020/02/10/iphone-se-2-cases/)。
『9To5Mac』は、TF International Securitiesの著名アナリストであるミンチー・クオ氏が「iPhone SE 2」と呼んではいるものの、過去にブランド名は間違えることがあり、今回新発売される機種は「iPhone 9」に確定したとの情報もあるとしている(参考:https://9to5mac.com/2020/02/10/iphone-9-iphone-se-2-name/)。
ケースのサイズがフィットしても、名前がフィットしない可能性もありえる。