ヒナ&とおるの選択に涙の嵐? 大波乱の中間告白『月とオオカミちゃんには騙されない』第5話

『月とオオカミちゃん』第5話レビュー

 場面変わって、夜。イルミネーションを眺めるしょうたろうの元へ、ヒナがやってくる。「急に呼び出してごめんなさい。でもわかるでしょ?」と変化球で攻めるしょうたろう。ヒナは苦笑して「その質問はダメでしょ」と返す。なかなかストレートに想いを伝えられないしょうたろうだったが、ついに「一緒に過ごすうちに好きな方に変わった」と告げ、「一番脱落してほしくない」とお守りを渡した。ヒナの反応は? そしてルークはどうするのか?

 ここで前半が終了。後半はいよいよ、運命の中間告白が描かれる。舞台は、星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳。中間告白を夜に控えた最後のアピールタイムで、ルークが動く。ヒナを呼び出し、「俺はみんなに出会えてよかった。男子も女子も仲いいし、でも一番出会えてよかったのはヒナ。離れたくない」と切々と訴えるルーク。3人からお守りをもらったヒナは、感情があふれ出たのかまた泣いてしまう……。

 今回の『月とオオカミちゃんには騙されない』は、特定の女子と男子に人気が一点集中する珍しいパターンとなったが、男性陣がヒナにアタックしたように、女性陣もとおるに猛アピール。積極的なナナとあずさ(大原梓)に後れを取ったりおん(岡本莉音)は、意を決してとおるを呼び出すが「何話せばいいのかわかんなくなる」と撃沈……。

 一方、前回ラブラブになった“カップル秒読み”りょうすけ(曽田陵介)&りこ(莉子)は、「俺が一番気になってるのがリコちゃんなんですよ。だから落ちないでほしいし、お守りをあげます」(りょうすけ)「もし脱落したらどうする?」(りこ)「変わんないです。このお守りがあったらきっと大丈夫」(りょうすけ)と恋が加速中! これにはスタジオも「両想いじゃん!」と和む。

 と、ここで「とおるがお守りを誰にあげたかは告白後にわかる」というアナウンスが……。波乱を予感させつつ、「NOTオオカミちゃん宣言」が幕を開ける。女子が気になる男子に「自分はオオカミちゃんではない」と宣言するイベントだ(しかし6人の中にはオオカミちゃんが1人以上いる……)。

 まず1人目は、ななか(松川菜々花)がりょうすけを指名。「りょうすけくんの気持ちははっきりわかっていて、ちゃんと行動もできなくてすごく後悔していて……。もうちょっと頑張ってみてもいいですか」と一生懸命に伝えるが、「ななかちゃんの想いは伝わってるしすごくありがたいんだけど、りこちゃんから変わることはないと思うので……。ごめんなさい」と断られてしまう。残酷な現実に打ちのめされ、りょうすけが去ったあと1人で泣くななか……。

 2人目は、りこがりょうすけを指名。「りょうすけくんと一緒にいる時間がすごく楽しくて、私の中の一番はりょうすけくんです。信じてください」と微笑み、りょうすけも「信じます。何回も言うけど落ちてほしくないし、一緒に出掛けたときは言えなかったけど……好きです」と告白! はにかみながら「私もです」と返したりこと「これからは一緒に楽しく笑い合おうね」と指切りする姿に、スタジオは悶絶する。ななかの恋は実らなかったが、ここにカップルが誕生した。

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