『テラスハウス』東京編・第26話ーー新メンバー・ビビ&快&トパス加入で、一気に国際色豊かに

『テラスハウス』東京編・第26話レビュー

 春花、流佳、ペッペが卒業したテラスハウスは、凌がプロバスケットボール・Bリーグの試合で名古屋に行ってしまっているため、花と愛華の二人きりに。そんな中、チャイムが鳴り、さっそく女子の新メンバーが登場した。現れたのは、ロシア人で女優を目指しているという24歳のビビ。「とても素敵な家ね。ここに来られて嬉しいわ」と英語で話し始めるビビに、花と愛華は戸惑ってしまう。花が英語で「日本語は話せますか?」と不安そうに切り返すと、ビビは「どう思う?」と英語で答え、チャーミングな笑顔ではぐらかす。しかし、すぐにビビは「どんぐらいでしょう?」と流暢な日本語で答え、明るく笑った。日本語でコミュニケーションが取れることに安堵した愛華は、思わず「『何で凌くんいないの?』って思っちゃったもん」と英語が話せる凌に頼る気だったことを明かす。その後、3人はすぐに意気投合し、女子部屋で恋バナに花を咲かせた。

 そんなビビは、ドイツ生まれで、ロシア育ちというトリリンガル。日本に来たのは6年前の18歳のときで、理由はファッションデザイナーになるために文化服装学院で勉強したかったからだと振り返る。しかし途中で、夢ややりたいことが変わってきたため、現在はモデルや女優の仕事を頑張ろうと思っていると説明した。ビビと女子メンバーが話していると、再びチャイムが……。

 次に現れたのは、スタンドアップコメディアンを目指す25歳の快。アメリカと日本のハーフの快は、様々な国を巡っていたが、3年前から日本に滞在しているのだとか。快もまた、日本語以外に英語を話すことができ、スタンドアップコメディは英語でやっているという。スタンドアップコメディアンを目指したきっかけは、「彼女と3年間付き合って別れて。それでスタンドアップ初めて生で見て、助けられたじゃないけど、本当に笑いが起きて。現実を忘れるような感じで、これ自分でもやりたいなと思って始めました」と、どん底にいた自分を救ってくれたからだと打ち明けた。海外の文化がわかるビビは、そんな快の話に興味津々の様子だ。

 さらに、会話中にまたチャイムが鳴る。三人目の新メンバーとして、22歳のトパスが登場した。リリー・フランキーの付き人をやっているトパスは、フィリピン出身の純フィリピン人。日本に来たのは、8歳のときだという。花は、父親がインドネシア人であることから「近所だね!」と、笑顔でトパスに握手を求める。テラスハウスは、一気に国際色豊かになった。

 そんなトパスは、「去年の12月まで、地元の愛知県で、工場で働いてて……。だから180度違う世界に来ちゃったので……」と、テラスハウスに来た経緯を語り始める。「自分がこの先何になりたいのか、何をやっていきたいのかっていうのもわかんないし、このテラスハウスを通して、いろんなライフスタイルを持つ人と生活を共にして、いい刺激になればなと思います」と、神妙な面持ちで続けた。まだ夢も見つけていない段階のトパス。出演が決まったことで、師匠のリリーは「俺も行っていいんですか? テラスハウスに」とテラスハウスに興味を抱いていた。

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