『テラスハウス』東京編・第21話ーー凌に夢中の花に触発されて“恋の突風”巻き起こる!?

『テラスハウス』東京編・第21話レビュー

 第21話では、凌にすっかり夢中の花に他のメンバーも触発されてか、テラスハウスに“恋の突風”が久しぶりに巻き起こる。春花、ペッペ、愛華も本格的に恋愛モードに突入した。

 花は、話しているときに、照れてしまって目も見れないほど、凌を意識している。そんな恋する花の乙女モードが全開だったシーンが、凌から、プロレスを始めた経緯やテラスハウスへの入居理由を聞かれたとき。積極的にコミュニケーションをとってくる凌に、花は恥ずかしがりながらも嬉しそうな様子を見せる。まさに「素敵な恋を探しにきました」という言葉が、有限実行された。だが、凌にはその入居理由を隠し、「プロレスをみんなに知ってほしくてきました」と、当たり障りのない答えを口にする花。この言葉には、同席していたペッペや春花、愛華、流佳が驚きを隠せず、いっせいに「え!?」と声を上げる。それでも誤魔化し続ける花に春花が、「これはあとで女子部屋だね!」と招集をかけ、愛華もノリノリで賛同した。

 そして女子部屋では、各々がいま気になる人をぶっちゃけ、恋バナに花を咲かせる展開に。東京編に入ってから、女子部屋トークでは、あまり本音が語られる場面が見られなかったが、花の入居で空気が一変。わかりやすく恋する花に影響を受けてか、春花も「ペッペがずっと気になるけど」と自身の恋心を暴露する。ガールズトークは盛り上がっていき、その勢いに乗って、愛華もまた先日の花の誕生日会で、好きな人がいる人は挙手と言われたときに手を挙げるか迷ったと告白。「好きな方じゃなくて、気になってる方」だと強調しつつも、流佳の「顔が好き、すごく」と打ち明ける。現時点では、「どういう感情なのか自分でもわからない」と戸惑っている愛華だが、流佳に対して少しずつ好意を持ち始めている様子だ。恋をきっかけに女子メンバーの結束力が高まり、急激に距離が近づいた印象だ。

 花のプロレスの試合当日、みんなで試合を見に行くテラスハウスのメンバー。花はリングの上で一生懸命戦っていた。試合後、テラスハウスに帰ってくると、そこには凌と流佳が。花が「誰が一番気になった?」と試合の感想を求めると、「俺はね、花ちゃんかな」とさらっと口にする凌。その言葉に花は悶絶し、毛布を顔まで被って喜びを露わにした。花に「疲れた?」と尋ねた凌は、「今日は俺と流佳で(ごはん)作るから」と試合後の彼女を優しく労う。さりげない気遣いに、花の表情はパッと明るくなり、声を弾ませてオムライスをリクエストした。凌は、花に対して親切に接するが、かなり恋愛に慣れている様子。花がピュアで真っ直ぐなだけに、今後二人の恋愛偏差値のアンバランスさが裏目に出ないか、やや心配だ。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる