加藤浩次、「カジサックの部屋」で岡村隆史を語る 「とんでもなく格好いいと思う」
かつて荒くれていた頃の加藤は、徹夜で遊んで二日酔いの状態で現場へ行くことが頻繁にあったようで、「『それが芸人だ』みたいな間違った感覚をもっていた」と述懐。「で、現場に行くじゃない。必ず一生懸命な岡村がいるのね。何に対しても。素直に正直に一生懸命ボケてる、一生懸命なんか笑いを探そうとしている。それを見て、なんだよみたいなのも最初はあったけど、行くたんびに、毎回一生懸命。もう100%頑張ってるアイツを見てきたら、おーって。ヤベーと思うよ! 俺、このままじゃダメだって」と当時の心境を振り返った。
「そこから変わりだした」と言う加藤は、「ほんとに仕事に対して真摯に。適当でいいとか適当のほうが面白いとかそういうのがどんどんなくなっていった。もう一生懸命、俺もやらなきゃいけないって思った」と意識がガラリと変化したことを告白。そして、「アイツは10年、20年やっても変わらなかった。これはとんでもなく格好いいことだと思う」と、改めて、ブレることない岡村の仕事への誠実さを絶賛していた。
■こじへい
1986年生まれのフリーライター。芸能・スポーツ・音楽・カルチャーのコラム・リリース記事から、ゲームのシナリオ、求人広告まで幅広く執筆中。