SixTONES、“裸でトーク”ドライブ旅企画が完結 見せ場たっぷりの動画に高まるデビューへの期待
結成して約5年。5本目の動画では、温泉に入りながら、しみじみと結成当初からの思い出を振り返る。ライブをしても、なかなかお客さんが集まらなかったこと。当日券が何枚売れたのかを確認しては一喜一憂していたこと。「パフォーマンスに不安な心が出ている」と注意されたこと。それが、今ではSixTONESだけで地方公演ができるまでに成長した。さらに、『FNSうたの夏まつり』(フジテレビ系)にも単独で出演できるほどになったのだから感慨深い。
もちろん、そんなしみじみとした雰囲気で終わるSixTONESではない。旅のクライマックスは、さらに絆を深めるべく日ごろメンバーに対して不満に思っていたことを伝え、言われた人はしっかりと懺悔して水に流す(水をかぶる)というもの。京本のお姫様ぶりや、松村のメンバー愛が露呈したところで、田中の絶対NGも飛び出す始末。「カットせずに絶対使え」とでも言わんばかりにメンバーは「いいね! いいね!」とカメラアピール。さらに森本のバスタオルもひらりと落ちて、文字通り強制終了というオチに。
あとは「デビュー」のひとことを待つだけ。今、「機は熟した」と言わずにいつ言うのか。彼らの勢いを見ていると、そんな思いがより一層強くなる。もちろん、その日が早く来てほしいと願いながらも、こんなバカバカしい男子旅をまだまだ見ていたいという気持ちでいっぱいだ。
(文=佐藤結衣)