佐藤あやみ&田中日菜とUUUM梅景匡之氏に聞く、女性クリエイターネットワーク「reel」が目指すもの

UUUM“女性クリエイター向け事業”に迫る

佐藤あやみ&田中日菜インタビュー

ーーまずはお二人がオーディションに参加したきっかけから聞かせてください。

佐藤あやみ(以下、佐藤):私はYouTubeが好きで、ファンとしてクリエイターに憧れていました。それまで芸能関係の仕事をしていたのですが、辞めようか迷っている時にreelのオーディションがあり、家族から勧められて応募したことがきっかけです。

田中日菜(以下、田中):私はSNSでの発信を学生の頃からやっていて、情報を自分から発信していくことに魅力を感じていました。一度はアパレル業界に就職したんですが、色々あって退職することになり、でもファッションは好きで続けたいという思いが強かったので、YouTubeで発信していこうと思い始めました。

ーー動画投稿を始めて1年、何か変化はありましたか?

田中:生活スタイルが変わりました!

佐藤:そうそう。始める前は「簡単なのかな?」と思っていたんですが、企画、撮影、編集を全て自分で考えて行なうので、長い時で一つの動画に10時間くらいかかったりするんです。更新頻度を上げていくにつれてどんどん編集の時間も増えていくので、動画制作中心の毎日になっていきました。「これ動画にしたら面白いかな?」と日常的に意識して生活するようになりました。

田中:それと、街を歩いているとありがたいことに声をかけていただいたり。自分自身はそんなに変わっているつもりはないんですが、活動を重ねるなかで、たくさんの方に見ていただいているんだなと日に日に感じます。

ーーインフルエンサーとして、「YouTube」というプラットフォームの魅力をどう捉えていますか?

佐藤:私はもともと舞台のお仕事もしていたんですが、オーディションを勝ち抜いた、選ばれた人にしかできない仕事ですし、関係者には自分をアピールできても、世間の方にはできないんです。その点、YouTubeは誰でも気軽に始められますし、スマホひとつで気軽に見ることができるので、多くの人に届く可能性がある。そこが強みだと思います。

田中:私はもともとSNSをメインに活動していて、情報発信の方法が主に写真だったんです。でも、写真と文章だけでは伝わらない部分があったんですよね。声に出して、表情もわかるように動画で伝えられるのはとても良いなと思います。

ーー動画活動のなかで、印象に残っている動画はありますか?

佐藤:自分のチャンネルじゃないのですが、大人気グループの東海オンエアさんの動画に出演させていただいたことは、とても印象的でした! あとは車が趣味なんですが、そのことを動画にしたら反響があった時は嬉しかったですね。受け入れてもらえるか心配だったんですが、あたたかい声をもらって、自分の趣味を活かせるんだなと思いました。

田中:肌荒れの動画をアップして登録者数が増えたことが印象的でした。もう1年も前の動画なんですが、いまだに見ていただいていて、私の動画を見て「参考になった!」という声をいただいて。実践してくださって、役に立てたのが本当に嬉しかったです。

ーーズバリ、UUUMはどんな会社ですか?

田中:入る前の印象と同じで、アットホームな雰囲気だなと思います。

佐藤:UUUMのクリエイターサポートやマネジメントってどんな感じなんだろう……と思っていたんですけど、「そこまでしてくださるんだ!」って思うこともありました。

田中:プライベートなことも相談に乗ってくれるんですよね。

佐:そう、すごいびっくりしました。

ーーそんななかで、特に嬉しかったサポートは?

田中:投稿を続けていると、ネタ切れになったり、面白い変化をつけれないかなと悩むことがあるのですが、そういう時に「この動画が伸びているから、こんな感じの内容はどうだろう?」としっかり分析して、客観的にアドバイスをくれます。自分だとあまりわからないのでとても心強いですね。

佐藤:一人で作っていると、どうしても思いつかないことがあって、そんな時にアドバイスをくださるので、プラスになることが多いです!

ーー4月より、宮崎市にUUUMの拠点ができました。お二人は九州出身ですが、期待することはありますか?

田中:イベントを開催しやすくなるんじゃないかと期待しています。やっぱり、どうしてもイベント=東京開催のイメージがあるので。

佐藤:地方に住んでいたからこそわかるのですが、関東で何かあることが多く、行きたいけど行けないことが多かったんです。なので、地方のクリエイターがもっと活躍できるようになるんじゃないかって期待してしまいます。もちろん、東京のほうが仕事の幅は広いと思うのですが、YouTubeはどこにいてもできるのが強みなので。

田中:九州は自然が多いから、野外フェスとかできたら嬉しいですね。

ーー逆に、動画投稿する上で地方だからこその強みはありますか。

佐藤:方言かな。キャラではないんですけど、「あざとい」と言われてしまうかもしれませんが(笑)、 ひとつの個性なので、九州出身でよかったなと思います。

田中:あとは観光スポットを聞かれた時におすすめできるので、魅力を動画内でも紹介したりしていますね。

ーーチャンネル登録者数もどんどん伸びていますが、視聴者の意見を参考にすることも?

田中:もちろんあります! 私は一週間コーディネートを企画でやったりするのですが、自分の中で「良いコーデができた!」と思ったものより、意外と自分があんまりかもなと思ったコーデの方が反応が良かったりするんですよね。自分だけの意見じゃなく、視聴者の方の意見を聞くことによってわかることが多いので、その部分を自分の動画にも取り入れていきました。

佐藤:街を歩いていてもいきなり「それはちょっと」と言われることってないですけど、YouTubeは直接コメント欄を通して伝えてくださるので、それで気付くことも多いんですよね。

田中:視聴者さんのアドバイスをメイクやファッションに取り入れていくと、リアルな友達に会った時も「雰囲気良くなったね」って言ってもらえたりするので、意見やアドバイスは本当に貴重だなって思います。美意識が動画投稿前よりも上がりました!

ーー最後に、今後の目標を聞かせてください。

佐藤:見てくれる方が増えたら自分のできることや、伝えられることがもっと増えると思うので、今より勢いのあるチャンネルにしたいです!

田中:私のチャンネルはファッションやメイクを見てくださる方が多いので、フリーマーケットみたいなイベントができたら嬉しいなと思います。

佐藤:それもいい! YouTubeって声に出して自分が頑張れば叶うので、無限に夢があるなって思います(笑)。

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