東海オンエア・りょうはなぜ“イケメン”なのか? 誕生日に寄せて粋なキャラクターに迫る

 本日、6月11日は人気グループYouTuber東海オンエア、りょうの誕生日だ。裕福な家に生まれ、抜群のスタイルと整った顔立ちを持ち、つい最近までサラリーマンとYouTuberの二重生活を続けてきた勤勉家な一面まで発覚。いくら本人が否定しても、メンバーや視聴者が言うように、「完璧超人」「イケメン」と言いたくなってしまうというものだ。

 だが、彼は一貫して自分のことを「普通」「凡人」と、言い続ける。それは、東海オンエアのメンバーが個性が強すぎるせいなのだろう。生活のすべてをエンターテインメントにささげて生きているリーダーのてつや。彼と比べたら、やはり「自分はまだまだYouTubeに、すべてをさらけ出しきれていない」と思うに違いない。

 元教師という異例の経歴を持ち、今やグループのブレーンとして活躍している虫眼鏡。理系&常識人という枠組みでは、りょうと近いポジションだが、勉強に対する姿勢や実際に学んだ時間・量をふまえれば「自分は虫眼鏡ほど頭がよくない」と言いたくなるのもわかる。

 「なぜこんなことを思いつくのか?」と、いつだって視聴者の予想を超えてくる奇才・しばゆー。多くの人が躊躇してしまうような常識のハードルも、しばゆーは余裕で飛び越えてくる。それでいて良き父という顔も持ち合わせているのだから、「自分には真似できない、すごいヤツだ」と天を仰ぎたくなるだろう。

 ときに「気分屋」と呼ばれるほど感情に素直なとしみつは、そのまっすぐさゆえに、ポンコツな一面も愛らしさにつながる。そして、屈しない思いがあるからこそ、彼の歌も多くの人の心を打つ。「自分には彼ほどの信念はあるか」「歌にするほどの強い思いを持っているのか」と振り返ってしまうのではないか。

 お酒が好きで罰ゲームをサボりがちなゆめまるは、そのちょっぴりだらしない部分が、多くの共感を呼ぶ。だが、そのカッコ悪いを乗り越えることによって、カッコよさになるのだ。動画にもあったように「3歩進んで2歩さがる」を地でいく歩みで、『ドラえもん』でいうのび太のような成長を見せて感動を呼ぶことも。それは、最初から「カッコいい」を期待されるりょうから見れば、手に入らない魅力なのかもしれない。

 そう、東海オンエアのメンバーは、持ち前の“スペック“よりも、今この瞬間の“生き様“で視聴者を魅了しているのだ。りょうが、どんなにハイスペックだと言われても、メンバーの強烈な個性を前に「普通」「凡人」と言いたくなるのはそのためだ。

 そんなりょうが唯一、自分のことを「天才」と謙遜抜きで自分をプレゼンテーションした動画がある。『とにかく自慢しまくれ!自分プレゼン大会!!!りょう編』で、りょうは自分自身を「神に愛され周りの人に恵まれる天才」と言い表した。

とにかく自慢しまくれ!自分プレゼン大会!!!りょう編

 自分が何者であるのかを、周囲の人との関わりの中に見出すことができる人。だからこそ、りょうはとことん自分自身を追い込む。平成が終わるまで続けた「Hey Hey 俺がりょうだぜ Say Yeah」の挨拶も、現在絶賛執行中の「21時門限」という罰ゲームも、決してなあなあにしない。

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