武井壮がカジサックに語った、恩人・ピエール瀧の言葉「君はね、テレビに出た方がいいよ」
その様子を見ていたバーのマスターが間に入り、瀧に対して「陸上十種競技の元チャンピオンで……」なとと武井の経歴を説明。そんな中、偶然にもバーに備え付けられたテレビで、プロゴルファー・宮里藍と武井が共演しているテレビCMがO.A.されたらしい。武井はたまたま受けたオーディションに運よく合格し、端役ながらもそのCMへの出演権を獲得していた。
そこで武井は、ここぞとばかりにテレビを指差しながら「こういうのとかやってますよ」と一言。すると、目の前にいる奇妙な男が、当時ゴルフ界のニューヒロインとして脚光を浴びていた宮里と共演しているという事実がよほど衝撃的だったのか、瀧は「えっ、これお前!? 宮里藍じゃん! 藍ちゃんと共演してんの!? なのに骨かじってんの!? やべえな! マジでやべえな!」とまくしたてるようにツッコミを浴びせていたという。
最終的に瀧から「君はね、テレビに出た方がいいよ」と勧められ、後日、スペースシャワーTVで放送されていた瀧のレギュラー番組『Oxala!』にゲストとして呼ばれたという武井。この話をカジサックに伝え、「初めて俺にオファーをしてきたのがピエール瀧だった」と、懐かしそうに回想していた。
■こじへい
1986年生まれのフリーライター。芸能・スポーツ・音楽・カルチャーのコラム・リリース記事から、ゲームのシナリオ、求人広告まで幅広く執筆中。