欅坂46・日向坂46公式アプリ『欅のキセキ』400万DL突破 好評の理由は“カード”と“ストーリー”?
欅坂46・日向坂46の公式ゲームアプリ『欅のキセキ』が、遂に400万ダウンロードを達成。2017年10月18日からenishより配信が始まり、欅坂46の激動の歴史と共に歩み、ファンに愛されてきた同ゲームの魅力について、実際プレイして感じたことなど改めて考察してみたい。
欅坂46、日向坂46初の公式ゲームアプリ『欅のキセキ』は、グループが歩んだ成長の軌跡と、メンバーが起こした奇跡をたどるドキュメンタリーライブパズルゲームだ。プレイヤーが欅坂46の新米マネージャーとなり、運命のオーディションからメンバーとともに成長していく物語となっている。ガチャやショップで手に入れたメンバーのカードで好きなユニットを組み、ライブレッスンとしてパズルゲームに挑む。カードが成長していくとオリジナルボイスや写真のパターンが増え、特定のカードになると限定オリジナルムービーや、メンバーからの着信やメッセージが送られてくる。カード一枚一枚にストーリーがあり、メンバーたちの魅力がぎっしりと詰まっているのだ。けやき坂46(ひらがなけやき)が独立し、日向坂46になったことで『欅のキセキ』からも独立してしまうのではと心配されたが、オープニング画面は2グループのロゴが登場。連名という形で継続しているのがファンには嬉しい。
同ゲームの魅力はやはりカードだろう。基本はアプリ専用の撮り下ろし写真を使用していて、各シングル曲やライブで着用した衣装、各季節のコーデ、メイドや巫女さんといったコスプレ姿など、ここでしか見られないメンバーの写真をゲットできる。昨年辺りからはライブ写真が、映画『響 -HIBIKI-』の公開時にはワンシーン画像やセリフがそのまま入った数パターンのカードも登場。また、雑誌・月刊エンタメの掲載&未公開カットのカードなど、メディアミックスのコラボカードもではじめ、カードの幅も広がりを見せている。
気になるのが、卒業生が今後どうなるのかということ。オフィシャルブログやメッセージなどは卒業と共に消去され寂しい思いをしているファンも多いと思うが、『欅のキセキ』に関しては今のところ現状維持で一安心。推しだった人たちは、まだゲットしていないカードを手にするチャンスもある。彼女たちの歴史や声が手元に残っていることは欅坂ファンにとってとてもありがたい。
ストーリーに関しては、オーディションからの彼女たちの軌跡を丁寧に描き、当時の風景やライブやMVの撮影の裏側などを映し出された画像が使われている。これらは、欅坂46の歴史を知る上で貴重な資料であり、ファンにとっては思い出のアルバムだ。昨年は総数4000話であったが、現在は総数12,000話と3倍ものストーリーに膨れ上がっている(参照)。