『ケヤキセ』ユーザーも招待! 欅坂46 長濱ねる&上村莉菜&尾関梨香出演の『こち星』公開収録レポート
10月31日、ニッポン放送内のイマジンスタジオにてラジオ番組『欅坂46 こちら有楽町星空放送局』(ニッポン放送・毎週金曜日深夜24:20~)の公開収録が行われた。イベントには、メインパーソナリティを担当する長濱ねるに加え、上村莉菜と尾関梨香がゲストメンバーとして出演。番組で募集したリスナーに加え、欅坂46初の公式ゲームアプリ『欅のキセキ』のイベントを経て招待された計120名のファンと共に、2週分の収録がゆる~く和やかに行われた。
10月18日に1周年を迎えた『欅のキセキ』は、enishより配信されている「欅坂46が歩んだ成長の軌跡と、メンバーが起こした奇跡をたどるドキュメンタリーライブパズルゲーム」。プレイヤーが欅坂のマネージャーとなり、オーディションからスタートし、メンバーとともに成長していく物語となっている。ガチャやショップで手に入れたメンバーのカードで好きなユニットを組み、ライブレッスンとして、スワイプとコンボを掛け合わせたパズルゲームに挑む。カードを成長させるとオリジナルボイスや写真のパターンが増え、特定のカードになると限定オリジナルムービーや、メンバーからの着信やメッセージが送られてきたりと、カード一枚一枚にストーリーとアトラクションがあるので、推しメンでなくてもコンプリートしたくなる。またVRの鍵を手に入れると、メンバーがお菓子を食べながらの楽屋トークをVRで見られるのも楽しい。
さて、このゲームの最大の魅力は、総数4000話とされる、架空の物語ではなく実話に基づいた物語で進行する、欅坂の全軌跡を知ることができる内容になっていること。当時のオーディション風景や、ライブやMVの撮影の裏側、欅坂の冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系)や『KEYABINGO!』(日本テレビ)の様子など、実際の画像が使われているところも、欅坂の歴史を知る上で他にはない貴重な資料であり、ファンだけなくメンバーにとっても思い出のアルバムとなっている。
現在のメインストーリーは、『欅って、書けない?』で行われた3rdシングル『二人セゾン』(2016年11月30日発売)のフォーメーション発表まで。初フロントで不安を抱える小池美波と原田葵の苦悩や、3作連続でセンターとなった平手友梨奈の覚悟を決めた笑顔に隠された真意など、メンバーそれぞれの思いを細かく丁寧に描写。今年の夏のライブでは、原田は休業、平手はアクシデントで退場という緊急事態の中、「二人セゾン」でぽっかり空いたセンターに、突如小池がアドリブで踊り出し窮地を救ったことが話題となったが、改めて「欅のキセキ」で発表当時のことを振り返ると、彼女を奮い立たせた原点がそこにはあり、小池の曲への思いが垣間見え、今の成長した姿が実に感慨深く思える。そういった楽しみができるのもこのゲームの特徴と言える。
ライブレッスンには、プレゼントがもらえる期間限定イベントが毎月2回ほど行われ(現在は「避雷針」イベント)、9月に行われた期間限定イベント「Episode of 4thカップリング」の累計ポイントで「こち星観覧チケ」を獲得したユーザーが、今回ニッポン放送『欅坂46 こちら有楽町星空放送局』番組公開収録に招待された。公開収録への招待は今年3月15日以来2度目となる。
収録の本番前に囲み取材が行われ、今年3月に平手友梨奈からメインパーソナリティを引き継いだ長濱は、2度目となる公開イベントに「今回も緊張をしているので、皆さんと一緒に番組を作れたらいいなと思います」と挨拶。「メンバーは変わった味覚の子が多いので、ラジオで3分クッキングをやってみたい」と今後番組でやってみたい企画を提案。また「"こちペン"に変わる新しい番組ノベルティグッズを作るとしたら?」という質問に、長濱は「『こちら有楽町星空放送局』の星空にかけて、"プラネタリウム"がプレゼントできたらいいな」。尾関は「"こちペン"が以前あったので、学生や社会人の皆さんにペンと消しゴムで使っていただきたいので、"こち消し"がいいなって思ってます」。上村は「じゃあ私は"こちペン"と"こち消し"が入る"ポーチ"で」と答え、前半は11月9日放送予定の上村ゲスト回、後半は11月16日放送予定の尾関ゲスト回の収録が行なわれた。
公開収録ということもあり、舞台に机を2つ並べ、リスナーが見守る中でのトーク。来場したファンから募ったアンケートをテーマにトークをしたり、曲が流れている間に集まったファンに「どこに住んでますか?」「こち星は何をしながら聞いてますか?」と聞いたり、またファンからも「今食べたいものは?」と聞かれ、長濱は「そば!」と即答、尾関は「私はスイカ」と答えたり、「大学の卒論でやる気が出ない時どうすれば?」という質問に尾関は「1日100文字でもいいのでコツコツやる」といったここでしか聞けない話など、ファンとのコミュニケーションが公開収録らしく楽しいイベントとなった。長濱が告知をしていると上村の机に虫が現れ、「ねるちゃん助けて!」と言うと、野生児としてお馴染みの長濱が虫を追い払い、拍手が起きる場面も。