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PC不要のVRヘッドセット「Oculus Quest」予約開始 高まる期待も進化の余地あり?

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 SNS最大手Facebookは、4月30日から5月1日にかけて毎年恒例の開発者会議「F8」を開催した。そのイベント初日において、同社傘下のVRヘッドセットメーカーであるOculusが新しい主力製品を発表した。この製品は、VRカルチャーの新時代を切り開くものとして期待されている。

新時代のVRヘッドセット

  Oculus Questは以前より開発中であることが知られており、大方の予想通りFacebookの重要イベントにおいて満を持して登場した。同ヘッドセットの特徴は「フルスペックのオールインワン型VRヘッドセット」であることだ。オールインワン型VRヘッドセットという製品カテゴリー自体には、すでに昨年リリースされた「Oculus Go」のような先行製品がある。同ヘッドセットが同カテゴリーの製品と一線を画しているのは、ついにハイエンド型VRヘッドセットの仕様を実現したことにある。

  Oculus GoはPCを必要としないで単独で使用可能なのだが、全身のトラッキングには対応していなかった。対してOculus Questは、ついにPCと外部センサーなしで全身トラッキングに対応したのだ。従来の全身トラッキングは、ハイエンド型VRヘッドセット「Oculus Rift」のようにVRヘッドセット本体のほかにPCと外部センサーが必要であった。全身トラッキングに対応したことにより、Oculus QuestではOculus Riftでも使われる腕の動きをトラッキングする専用コントローラ「Oculus Touch」を利用することができる(トップ画像参照)。

 Oculus Questの予約はすでにOculus公式サイトやAmazonで受け付けており、価格は64GBモデルが49,800円、128GBモデルが62,800円となっている。Oculus Riftの後継モデル「Oculus Rift S」の価格も49,800円であるものの、別途PCが必要になることを考えるとOculus Questが破格であることがわかる。ちなみに、予約した場合には5月21日までには製品が届くようだ。

対応コンテンツも豊富

 Oculus Questの発表に先立つ先月24日、Oculus社は同ヘッドセットでプレイできるゲームに関する公式ブログ記事を公開した。その記事によれば、5月の時点で同ヘッドセットのリリースのために開発された完全新作は少ないものも、いくつかのOculus Rift対応ゲームが同ヘッドセットにも対応することになる。

 完全新作として開発中なのが「Ballista」だ。同ゲームは「プレイヤーであるあなたは、マジックミラー、ユニコーンの角から作ったワンド、そして伝説のスリングを使って王国を悪の軍勢から守ります」と説明されていることから、ファンタジーアクションゲームであると推測される。同ゲームのリリース時期は不明だがOculus Rift S対応版もリリースする、とのこと。

 VR空間にユーザが集うVRソーシャルコンテンツも、Oculus Questに対応する。具体的にはOculus Rift対応の古参ソーシャルコンテンツのひとつである「Rec Room」、同じく以前より親しまれている「VRChat」が対応する。VRChatを開発するスタジオのCEOであるGraham Gaylor氏は、PCにつながれることなく手軽にVR空間に飛び込むことができるOculus Questは、ソーシャルなVR体験の没入感を高めるだろう、とコメントしている。

 そのほかのOculus Quest対応ゲームは、Oculus社が3月に公開した動画から推測することができる。この動画を見ると、Oculus Riftで大ヒットした「SUPERHOT VR」「Robo Recall」「Beat Saber」といったゲームが確認できる(下の動画参照)。

Game On | Oculus Quest Content Preview

      

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