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VR対応『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』海外レビュー 「VR酔い」するが「次善の策」がある?

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 任天堂は『Nintendo Labo VR KIT』を先日リリースしたのに続き、4月26日、『スーパーマリオオデッセイ』と『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』をVR KITでプレイできるようにアップデートした。ゼルダに関しては、ゲーム全編がVR対応するということで期待されていたが、海外ゲームメディアのレビューは辛口だ。

ゲームに没入できるものの……

 イギリスの任天堂専門ニュースメディア『MY NINTENDO NEWS』が28日に公開したVR対応ゼルダのレビューは、ゴーグルを通したプレイでは通常版と同様にゼルダの姿を見ることができる三人称視点が採用されていることを伝えた。こうした三人称視点の状態でゴーグルを左右に振ると、その動きに連動して画面に表示されたゲームフィールドも変わっていく。画面表示はしばしば乱れるのでため息がでるほど美しいとは言えないが、それでもゲームの世界に没入できる、とのこと。

 また、ゴーグルは頭に固定するのではなく両手で支えることになる。こうした仕様のため、どうしても腕が疲れてしまう。同メディアはVR対応ゼルダのプレイ方法として、イスに座って背もたれによりかかったうえで腕を数個の枕で支えると快適、と述べている。

 アメリカの任天堂専門ニュースメディア『nintendo life』は、VR対応のためにアップデートされたゼルダのロード時間が短くなったことを伝えている。ロード時間が短縮されたことによりWii U版のゼルダとほぼ同じロード時間となった。また、VRに対応したスーパーマリオオデッセイのロード時間も短くなっていることも確認された。

グラフィック性能が届いていない?

 VR対応ゼルダは一見すると正常に動作するように見えるのだが、実のところ、今回のVR対応を酷評する海外メディアが少なくない。テック系メディア『The Verge』がそのひとつだ。同メディアが26日に公開した記事は、VR対応ゼルダをプレイするとひどい「VR酔い」に陥って非常に不快なことを伝えている。

 VR酔いとは、VRゲームをプレイした際に生じる吐き気や頭痛のことを指す。症状としては、ちょうどクルマ酔いに似ている。原因は諸説あるのだが、VRゲームプレイにおける知覚が現実に起こる知覚と異なっている場合にVR酔いが起こると考えられている。VR元年と言われた2016年頃にリリースされたVRゲームのなかにはVR酔いが生じるものが散見されたのだが、現在は対策が進んでおり極度のVR酔いを催すゲームは少なくなっている。

 ひるがえってVR対応ゼルダでは強いVR酔いが生じることから、VR酔い対策があまり施されなかったと推測される。同ゲームのVR酔いの原因に関して、ゲームメディア『EURO GAMER』はフレームレートの遅さを挙げている。フレームレートとは1秒間に描画される画面数を意味し、単位にはfps(frame per second)を用いる。Oculus RiftのようなハイエンドなVRデバイスにおいては、90fpsを実現することによって快適なVRプレイを提供している。しかし、同ゲームのフレームレートはせいぜい60fpsに留まっているためプレイヤーの動きに連動して画面が滑らかに描画されない結果、VR酔いが発生するのではないかと解説している。

      

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