弘中綾香アナが「究極のASMR」に挑戦 「Mステが終わってから暇で暇で……」

 3月17日、秋元康が企画監修を務める深夜バラエティ番組『EXD44』(テレビ朝日系)で、昨年まで『ミュージックステーション』のサブMCを務めていた弘中綾香アナの持ち込み企画が実施された。

 テレ朝(=EX)の若手ディレクター(=D)から秋元が選抜したメンバー「EXD44」が毎週映像コンテンツを制作し、レギュラー出演者のバカリズム、YOU、スタジオゲストに寸評を受けてディレクション能力を鍛え上げ、未来のスター・ディレクターを目指すという趣旨の同番組。

 今回は、クイズバラエティ番組『くりぃむクイズ ミラクル9』などを担当する鈴木雅孝ディレクターの持ち回りだったのだが、同期入社の弘中アナからある日、以下のようなショートメールが届いたという。

「いまさー『ASMR』って流行ってるんだけど、これEXDでやりたい! Mステが終わってから暇で暇で……」

 「ASMR」とは「Autonomous Sensory Meridian Response」の略。ざっくり言うと「音を聞いて気持ち良いと感じる現象」を指し、現在、YouTubeなどで咀嚼音、耳かきの音、囁き声といった様々な音を取り扱ったASMR動画がアップロードされ、ちょっとしたブームになっているのだ。

 自ら立案した企画が通ったことを知らされると弘中アナは「やったー!」と大喜び。「テレビマンの意地をかけて究極のASMRを作りたい」と意気込み、その究極のASMRで「世界中が昇天する」と大風呂敷を広げた。

 はじめに、ASMRの中でもっともポピュラーなジャンルの一つ、咀嚼音に挑戦。咀嚼音の定番「チーズハットグ」をはじめ、いくつかの食べ物を頬張ってその音の心地よさをチェックした。自家製ぬか漬けを「想像を超えてこない。素人の歌ウマさんくらいかな」、シュガーラスクを「誰からも愛されるポップスみたい」、味付け海苔を「童謡みたいなみんな通ってきた音」と、Mステ出身者らしく音楽で喩える場面も。しかし、スタジオでVTRを観ていたバカリズムからは「一個もピンとこない」とダメ出しをされていた。

 続けて、ASMR専用の「バイノーラルマイク」にて録音した弘中アナの囁き声による「囁きニュース」、スポーツジムにてミットにキックを打ち込む音、男性トレーナーによる腹筋時の呼吸音などを収録した「運動のASMR」が披露された。

 そして、最後のASMR体験をするべく、都内のある場所へ。ロケ先へ向かう道中にて、「続いては壮大な企画です!」と豪語する弘中アナ。同日はあいにくの空模様で、弘中アナの持つビニール傘には雨がポツポツと降り注いでいた。するとスタジオに来ていたゲストの陣内智則から「雨の音、ええよ」という指摘が。降り注ぐ雨音もASMRには最適な環境音なのだが、そんなことなど全く意に介さず話し続ける弘中アナに対して、陣内は「静かにして、雨の音聞きたいから!」と突っ込んでいた。

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