『少年ジャンプ』人気キャラが集結する対戦型アクションゲーム『JUMP FORCE』β版プレイレポート
一見アクション操作の難易度が高いように思われるが、ボタン連打で発動する「ラッシュ攻撃」やゲージを消費して攻撃を避ける「高速回避」が比較的簡単に発動できるので、何度かプレイすればコツは掴めるはず。それでいて技の連携を探す奥深さがポイントで、相手との距離を一気に詰める「チェイス」からR2ボタン+〇×△□で繰り出すコンボは強力。通常攻撃と技の組み合わせは、特に研究の余地がありそうだ。
技ゲージを消費して発動可能な必殺技の中には、原作を意識したカットインが挿入される場合も。本作のシステム開発を担うマシン「Unreal Engine 4」のおかげか、キャラクターはアニメ調とリアルの間を感じさせる美麗なグラフィックで描かれている。 とは言えこの点はユーザーによって賛否が分かれるかもしれない。
掌から巨大な気功を放つ孫悟空の代名詞「かめはめ波」が相手キャラクターに直撃。必殺技はそれぞれ性能が違うのはもちろん、飛距離や発動に必要なゲージ消費量も異なる。つまり相手の攻め方を観察しながら使うタイミングを見極めるのが非常に重要だが、一方で難しいことは考えず、ド派手な演出を伴う必殺技を見るだけでも問題はない。
本作の公式サイトでは、上記の内容を含む操作方法や簡単なコンボをまとめた解説動画が公開されている。具体的なゲームシステムや概要を知りたい方は、参考までにチェックしておくと良いだろう。
『JUMP FORCE』は2019年2月14日発売予定。本稿で取り上げたオープンβテストは1月21日まで開催中なので、気になる方は公式サイトで詳細なスケジュールを確認してから参加しよう。
■龍田 優貴
ゲームの尻を追いかけまわすフリーライター。時代やテクノロジーと共に移り変わるゲームカルチャーに目が無い好事家。『アプリゲット』『財経新聞』などで執筆。個人的なオールタイムベストゲームは「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。
Twitter:@yuki_365bit
■JAMP FORCE
発売日:2019年2月14日
対応機種:PlayStation4、XboxOne(XboxOneダウンロード版専用)
希望小売価格:8,200円+税(ダウンロード版同価格)
プレイ人数:1~2人
ジャンル:対戦アクション
CERO:審査予定