松坂桃李、ANNで『デュエルリンクス』愛が爆発 「TikTok」を「チックタック」と読み赤面する場面も
俳優の松坂桃李が1月18日、ラジオ番組『オールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)のパーソナリティを務め、大好きな『遊★戯★王』に対する深い造詣と流行りモノに対する無頓着ぶりを示すという、らしさ全開の一人しゃべりを繰り広げた。
これまで事務所の後輩にあたる菅田将暉のレギュラーラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』へ度々ゲスト出演しては、出演映画・ドラマの宣伝そっちのけで『遊★戯★王』の話などを自由奔放に展開してきた松坂。しかし、今回は単独で2時間の生放送を行うということで、「緊張しています。意外と!」と、やや硬い雰囲気のまま番組がスタートした。
そんなよそ行きな松坂が“通常営業”に戻ったのは、やはり、得意の『遊★戯★王』について語り始めたあたりからだった。フリートーク中のエピソードトークがスタッフからウケて緊張がほぐれたようで「好き勝手しゃべりますよ?」とスイッチオン。お気に入りのアプリゲーム『遊戯王デュエルリンクス』が2周年を迎え、そのキャンペーンが大々的だったことについて「レアカードがもらえるチケットをくれたりだとか、ブラックマジシャンのイベントがあったりだとか、もう、最高だったなぁ~!」と熱弁していた。
気分が乗ってきたのか、松坂は「これは『デュエルリンクス』の話ではなくて、『OCG』の……」と、Official Card Gameの最新情報にまで言及。『遊★戯★王』の世界大会で、デュエル時間ギリギリまでトイレにこもってラスト1分で席について相手のライフを少し削って勝利するという、通称「便所ワンキル」なるダーティーな戦法をする輩がいたことに触れ、「今は改善されていると思うんですけどね~」と“正統派デュエリスト”として心を痛めていることを明かしつつ「そうなんですよ。だから僕、『遊★戯★王』の話しかできないんですよ(笑)」と言って自嘲していた。
その言葉の通り、『遊★戯★王』風オリジナルカードを募るネタのコーナー『桃★戯★王』(とうぎおう)が実施されると、マニアック発言を連発。このコーナーはもともと、松坂が発案した『菅田将暉のオールナイトニッポン』内のコーナー『菅田★戯★王』がベースとなっており、いわば今回はセルフカバー的に松坂バージョンが行われることになったわけなのだが、松坂は寄せられたネタ一つひとつに「このカードは使えるんじゃないですか? このカードがフィールド上に召喚されていれば、たとえば次、自分がモンスターカードを出したときに、それが炎属性だった場合は攻撃力を500上げるとか……」といった具合に、ネタなのにもかかわらず真剣にカードの仕様を考えていた。
このように『遊★戯★王』に関して物知りな松坂だが、現代の流行にはひどく疎いのだという。その疎さが如実に表れたのは、最近のトレンドについてリスナーから募集するコーナーで、「あ、最近あれ覚えましたよ! なんだっけ……チックタック! チックタックってあるじゃないですか。音楽に乗せて、なんか、ギャンギャンやるやつ」と、動画アプリ「TikTok」の読み方を間違って認識していることが発覚した時だった。当然、松坂が「チックタック」と発言した時、スタジオにいたスタッフの誰もが誤用に気づいていたはずなのだが、しばらく泳がせたほうが面白くなると判断したようで、あえてすぐに「正解」を教えなかった。