ZOZO前澤社長の1億円プレゼント企画が“世界記録”達成 キャンペーン第二弾の開催も?
ZOZOTOWNを運営するZOZOの前澤友作社長が5日、自身のツイッターで「日頃の感謝を込め、僕個人から100名様に100万円【総額1億円のお年玉】を現金でプレゼントします」と宣言した施策について、8日に当選者へDMを送ったことを発表した。
ZOZOTOWN新春セールが史上最速で取扱高100億円を先ほど突破!!日頃の感謝を込め、僕個人から100名様に100万円【総額1億円のお年玉】を現金でプレゼントします。応募方法は、僕をフォローいただいた上、このツイートをRTするだけ。受付は1/7まで。当選者には僕から直接DMします! #月に行くならお年玉 pic.twitter.com/cKQfPPbOI3
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) January 5, 2019
100名の当選者さまにDMを送り終えました。皆さまの素敵な夢とRTに改めて心から感動と感謝です。あまりにも好評でしたので、いずれ第2弾もやりたいと思いますが、、、その前に #ZOZOからもお年玉 えっ!?えっ!?こちらもご覧ください!https://t.co/TS9b1eHF4S pic.twitter.com/7nMvGAj61t
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) January 8, 2019
今回の企画は、ZOZOTOWN新春セールが史上最速で取扱高100億円を突破したことを記念した、前澤氏個人によるもの。前澤氏のツイッターアカウント(@yousuck2020)をフォローした上で、該当ツイートをリツイートすることで応募を受けつけ、最終的には約550万件のRTを記録した。なお、これはTwitterにおけるRT数の世界記録である350万RTを大幅に上回るものとなった。
みんなが欲しいのはお金じゃなくて夢なんだなって思う。100万円あったら〇〇に使いたいの〇〇が、友達や家族や社会や動物や、多くの自分以外に向けられていてなんか泣けてくる。日本、まだまだ捨てたもんじゃない。たくさんの夢がある。RT数が日本記録更新とのこと。うん、夢がある。ありがとう。
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) January 6, 2019
前澤氏は募集期間の中盤で「みんなが欲しいのはお金じゃなくて夢なんだなって思う。100万円あったら〇〇に使いたいの〇〇が、友達や家族や社会や動物や、多くの自分以外に向けられていてなんか泣けてくる。日本、まだまだ捨てたもんじゃない」とツイートしていたが、世界記録達成にも感慨深い様子だった。
今回のキャンペーンを巡っては、前澤氏の偽アカウントが続出したり、DMの内容を公開する当選者や、当選者のふりをするアカウントが現れるなど、大きな反響を呼んでいる。最終的にはDM送付ツイートでZOZOTOWNのキャンペーンを告知し、そのツイートが大拡散されるなど、一企業のプロモーションとしては大きく成功したわけだが、いわゆる“ばら撒き”的な手法については、SNSや各メディアで賛否の声が挙がっている状況だ。
これらが今後のSNSプロモーションや企業のデジタル広告にどのような影響を与えていくのか、前澤氏が示唆する第二弾キャンペーンの開催とともに、この後も注視していきたいところだ。
(文=向原康太)