Google、2018年のハードウェア部門の売上は88億ドル けん引役はPixelとGoogle Home

Google、2018年のハードウェア部門の売上は88億ドル けん引役はPixelとGoogle Home

 検索サービス最大手Googleの主たる収入源は、検索と連動した広告から得られる広告収入である。ところが近年、広告収集とは別の収入源が増えてきている。こうした新たな収入源は、同社が製造するあのスピーカーやiPhoneキラーが関係しているようだ。

2021年には200億ドルに

 アメリカ大手メディアCNBCは21日、調査会社RBC Insight のアナリストMark Mahaney氏のGoogleに関するレポートの内容を報じた。同氏がまとめたのは、iPhoneキラーとの異名もあるPIxel 3/3 XLやスマートスピーカー「Google Home」を販売するGoogleハードウェア部門の動向である。

 同氏のレポートによると、2018年の同部門の売上予測は約88億ドル(約9,700億円)で前年比で65%の成長となっている。こうした成長をけん引しているのは、やはりPixelシリーズとGoogle Homeシリーズの売上でどちらも約34億ドル(約3,800億円)であり、このふたつの製品シリーズの売上を合計すると売上全体の75%以上を占めている。同部門のそのほかの売上は、スマートセンサーのNestやChromecatの販売によるものだ。

 同レポートは同部門の成長が今後も続くことを予想しており、2021年には売上が約200億ドル(約2兆2,000億円)に達すると見ている。この売上がGoogle全体のそれに占める割合は8%に過ぎないが、この売上には単なる数字以上の効果があることが指摘されている。その効果とは、同社のハードウェアが普及することによって、そのハードウェアと連動した広告収入が発生することである。言ってみれば、Google Homeが家庭に普及すると、結果的にGoogleの広告収入も増えるというわけなのだ。

次なる主役はHome Hub

 Googleは、同社ハードウェア部門をけん引するGoogle Homeシリーズの販売で早くも新たな一手を打っている。同シリーズの次なる主役と目されているディスプレイ付きスマートスピーカー「Google Home Hub」の販売を推進しているのだ(下の画像参照)。

画像出典:US版Googleストア「Google Hpme Hub」公式ページ

 例えばNestストアでは同社製品とGoogle Home Hubを購入すると、後者の正規価格が149ドル(約16,000円)のところ80ドル割引の69ドル(約7,600円)になる。またアメリカのECサイトAbtでは、同スマートスピーカーを購入すると無料でGoogle Home Miniが2台プレゼントされるキャンペーンを現地時間12/25まで行っていた。

 ちなみにAndroid製品専門レビューメディア『Androidcentral』の記事によると、Google Home Hubにはチョーク、チャーコル、アクア、サンドのカラーバリエーションがあるのだが、ディスプレイが付いている製品正面の外見はほぼ同じで背面の色が変わる、とのこと。そのうえで、同スピーカーを置く場所との調和を考えてカラーを選ぶことを勧めている。また、どんな場所にも馴染むのは灰褐色のチョーク、ともコメントしている。

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