『テラスハウス』衝撃の第42話　新メンバーはゲスの極み乙女。の休日課長！　まさかの展開にスタジオメンバーも驚愕

　聡太はテラスハウスに入居してまだ約3ヶ月しか経っていないが、今週の日曜日で卒業しようと思っている旨を職場の上司に伝える。上司は驚きつつも、「泥にまみれる河野（聡太）さんが見れると思ったのに……」と名残惜しそうだ。聡太は、もう当初の目的は果たしたと説明し気持ちは割り切った様子であった。

　夜遅くテラスハウスに帰ってきた聡太は、リビングでくつろぐ優衣、海斗、愛大に話があると切り出す。単刀直入に「海斗にはもう話したんだけど、今週末で卒業しようかと思って」と伝え、お決まりとなった「え？」の展開を引き出した。

　続けて「俺の中では“仕事のアイデアが欲しい”というテラスハウスでの目的が達成できたと思っていて、俺自身もすごい成長できたと思う」と卒業の理由を説明する聡太。一同驚いた様子であったが、あまりに急な卒業でスケジュールの心配をし始める。挙句、優衣は予定があるために、次の日曜の聡太の卒業に立ち会えないことになってしまった。そしてさらにタイミング悪く、愛大が利沙子に用事があり、2人はすぐに離席しプレイルームへと向かった。

　愛大が利沙子を呼び出した理由は、かなり前にサッカーの試合に誘った件についてだ。愛大が実は利沙子ではなく、別に一緒に行きたい人がいるという旨を真摯に伝えると、利沙子は「うん、大体わかる、わかる」と笑顔でうなずいた。そして愛大にしっかり”お断り”されると、「ちょっと、呼び出してまで言わないで」とプライドが傷ついた様子を見せた。どことなくムッとしたようにも見えたワンシーンだが、最後は「いいな～！　利沙子も恋したい！楽しんでね！」と大人の対応を見せ、愛大を見送った。だが1人プレイルームに残った姿は少し寂しそうにも見えた。

　愛大がリビングに戻ると優衣と海斗の姿が。海斗が利沙子をサッカーに誘ったのか尋ねると愛大は「ううん」と否定。違和感を察した優衣が「え？　何？　やだ、私はいなくなるよ」とあわててその場を去ろうとすると「優衣ちゃんと行きたいなあと思って」と伝える愛大。意外な答えに同様する優衣。すると空気を読み「ちょっとシャワー浴びてこようかなあ～」とわざとらしく部屋を出て行く海斗。愛大に誘われ動揺しつつも嬉しそうな優衣だったが、スケジュールが合わずに誘いを受けられなかった。日曜日は、優衣は友達と出かけるということを聡太の卒業の時も説明しており、愛大も了承。優衣に「今度食事でも行こうよ」と誘い、しっかりと自分の意思を伝えた。

　利沙子のいる女子部屋に戻った優衣は開口一番「愛大くんに断られたの？」と尋ねる。「断られたっていうか……最初のころにサッカーの試合に行こうって言われてたんだけど、優衣ちゃんと行きたいんだよねって言ってたよ」と話す利沙子。それに優衣は「知ってる、ハハハハハ！」と突然マウントをとる。そして優衣は利沙子に、結局今回は愛大とは出かけずに女友達とのディズニーを優先させ、後日ご飯に行くことになったと報告した。さらに今回、愛大が海斗の前でデートに誘ったことに対して、難色を示す。まだ海斗のことを意識している自分がいて「海斗くんの前ではあんまり行って欲しくないって思った」と利沙子に吐露するのであった。

　夜、聡太の送別会が開かれ、メンバーの口から、テラスハウスでのこの3ヶ月の聡太の印象が語られた。「最初はどんな人なのか掴みどころがなかった」、「メンバーの中で一番大人だった」、「顔が柔らかくなった」、など口々に聡太のいいところが出る中、まやが「じゃあ、逆に嫌なところは？」と切り込む。「うーん」と首をひねり口ごもる皆に聡太が「ひねり出してまで嫌なところを言わなくてもいいよ」と言って笑い、一同笑顔で食卓を囲む。次の日の朝、海斗、愛大、利沙子、まやのそれぞれとハグを交わした聡太は、4人に見送られ笑顔でテラスハウスを卒業していった。