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【連載】ゴールデンボンバー歌広場淳の「格ゲーマーは死ななきゃ安い」:第三回

歌広場淳 連載第三回:祝『ストV』アーケード版! いまだから語りたい、懐かしきゲームセンターの思い出

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 大のゲームフリークとして知られ、ゲーマーからの信頼も厚いゴールデンボンバー・歌広場淳による連載「格ゲーマーは死ななきゃ安い」。第三回目は、『東京ゲームショウ 2018』で開発が発表された『ストリートファイターV』のアーケード版『ストリートファイターV アーケードエディション』の話題を機に、小学生時代から現在にかけての“ゲームセンターでの思い出”について語ってもらった。(編集部)

「小学生の僕には『ガチャガチャ』していないプレイヤーがカッコよく見えた」

 『ストリートファイターV』が、ついにアーケードデビューすることが決定! ということで、今回はゲームセンターの思い出について語りたいと思います。

 僕が初めてアーケードゲームに触れたのは、ゲーセンよりデパートのゲームコーナーが先でした。小学校1年生のとき、やんちゃな友人に誘われて、隣町のデパートへ。200円を握りしめて、ドキドキしながらたどり着いた階段脇のゲームコーナーにはMVS4(SNKの基盤を搭載した筐体)が2台あり、プレイできたゲームは『龍虎の拳2』や『餓狼伝説スペシャル』だったと思う。そのとき、僕は「悪いことをしている」という背徳感がマックスで、結局、友人がプレイしている姿を後ろから見てるだけでした。でも、それがとんでもなく楽しかった。

 子供のころ、感動するものは人それぞれで、公園の滑り台の上に立っただけで鳥肌が立つ子もいれば、缶蹴りでヒーローになって心を躍らせる子もいる。でも僕は、幼少期から宝塚歌劇団が好きだったりして、周りの人と話が合わなかったんです。そんななかで、友人とワクワクや感動を共有できる「アーケードゲーム」は、本当に輝いて見えました。

 結局、一週間も待たずに、自分もプレイしたくて、もう一度ゲームコーナーを訪れることに。遊んだタイトルが何だったかすら覚えていないけれど、とにかく、レバーをガチャガチャしているのが強烈に楽しかったことだけ、鮮明に覚えていて。ただ、それが先生に見つかってしまい、大目玉をくらってしまったけれど(笑)。

 本格的にゲームセンターに通うようになったのは、小学校5〜6年のころ。当時、僕は兵庫県の仁川というところに住んでいて、隣駅の甲東園に、3つゲーセンが並んでいたんです。一つは1プレイ100円で、プライズ中心のきれいなお店。もう一つは1プレイ50円で、パズルゲーム、クイズゲームなんかが中心。そしてもう一つが、やはり1ゲーム50円で、昔ながらの不良が集まる、格闘ゲームの多いお店でした。

 僕は片っ端から遊びに行ったけれど、お金がないから、人のプレイを見ているばかり。すると、100円のお店では「ゲームをやらないなら帰って」と言われ、パズルやクイズ中心のお店では、一人プレイのゲームを見ているのが少し退屈で、結局、大勢の人で盛り上がっている格ゲー中心のお店に入り浸ることに。これが、僕のゲーム人生を決定づけた気がします。

 当時、小学生の僕から見て、周りの格ゲープレイヤーが本当にカッコよく見えたんです。何がカッコいいって、自分みたいに「ガチャガチャ」していない。ちゃんと自分の意思でキャラクターを操作して、戦っているんです。流行していたのは『THE KING OF FIGHTERS(KOF)’97』。僕ものめり込んで、イケメンのクリスを使って遊ぶようになりました。

 そんなある日、いつものようにKOFをプレイしていると、見たことがない姿のクリスが目に入りました。いわゆる“裏コマンド”で出せる、「炎のさだめのクリス」というキャラクターで、これはエラいことが起きているぞと。それで、プレイしているメガネのお兄さんに、勇気を出して話しかけたんです。教えてもらったコマンドは間違いだらけだったけれど(笑)、入力に失敗して、3人チームのキャラクター構成がぐちゃぐちゃになっては、2人で使えるキャラクターを分担してプレイするのも楽しかった。

 当時、お兄さんは高校生で、小学生の僕から見たら大人だったけれど、めちゃくちゃいい人で、格ゲーについていろいろ教えてもらいました。大阪市内にある1プレイ10円のゲームセンターに連れて行ってもらって、そこで『ストライダー飛竜』や『ファイナルファイト』など、ベルトアクションをプレイしたり。今年の東京ゲームショウで『カプコン ベルトアクションコレクション』をプレイしたときに、そのことを思い出して、胸が熱くなりました。僕が千葉県に引っ越してきた高校時代に、わざわざお兄さんが兵庫から遊びに来てくれて以来、もう15年以上会っていないけれど、いまは何をしているのかなあ。

      

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